結婚披露宴にて(2009年6月)
女房との出会いは、番組での共演です。2006年末の料理対決番組で、僕はケーキを作り、女房は審査員でした。そのときは楽屋挨拶などもせず、スタジオ以外では言葉を交わしませんでした。ところが、その翌月、フィギュアスケートの荒川静香さんの誕生日パーティーを女房の家でするのでケーキを、と注文を受けました。その際に連絡先を交換したのが、親しくなるきっかけでした。
パーティーの翌日、「残ったケーキを今日食べても大丈夫ですか?」と電話で聞かれ、その次の日には「友人とシャンパンをかけて、おいしくいただきました」と。それから食事に行くようになり、毎週のようにいろいろなお店でオープンに食事を楽しみました。すると間もなく、「騒がれる前に婚約しましょう」と言われ驚きました。パーティーで食事をした後、みんなの前で堂々と女房をタクシーに乗せて送っても、まったく噂にならなかったんですけどね(笑)。
“女優・川島なお美”の顔と、家での“妻・川島なお美”の顔はずいぶん違いました。外では家事はいっさいしないようなイメージだったと思いますが、掃除、洗濯、料理と家事は全部、とてもマメにしてくれていました。
とくに料理は、『愛のエプロン』(テレビ朝日系)でカレー対決をすることになったとき、毎日いろんな凝ったカレーを試作。それがどれもおいしかった。当時は僕との交際が公になる前で、女房はそのカレーを僕のお弁当にしてくれたものだから、僕の店の従業員の間で「シェフはインド人と付き合っている」と噂になったんですよ(笑)。また、ある朝、「今日は何が食べたい?」と聞くので「サンマかな」と答えたのに、帰宅したら餃子が食卓に。サンマの餃子だったんです。「塩焼きじゃつまらないじゃない」と。何を作っても、すごくおいしかった。
