松井珠理奈(本人のインスタグラムより)
金屏風会見といえば、世間によく知られた大物芸能人や一流アスリートなどが行ってきたという感覚が世間にはあるのではないだろうか。例えば元日に所属事務所の公式サイトで、映画監督との結婚を報告した女優の長澤まさみさんが、もし金屏風会見を開いたなら、ネット上に反感の声が出なかったのではないだろうか。大物女優と国際的に活躍する映画監督の結婚に、メディアの扱いも世間の目も違っただろう。
昨年11月には、歌舞伎俳優の中村橋之助さんと元乃木坂46の能條愛未さんが金屏風の前で婚約会見を行った。この会見に世間が違和感を覚えなかったのは、二人の結婚にそれだけの伝統や格式、知名度などがあると人々が感じていたからだ。能條さんは松井さんと同じくアイドル出身だが、橋之助さんは歌舞伎の名門成駒屋の当代、中村芝翫さんとタレントの三田寛子さんの長男で、歌舞伎界のプリンスだ。会見には、歌舞伎界だけでなく御贔屓筋や関係者へのお披露目という意味合いもあっただろう。
人は芸能人や有名人著名人などを無意識のうちに格付け、ランク分けしている。人気があるかないか、売れているか売れていないか、全国区か地域限定か、超一流か二流か、その人によってランク付けは様々だ。毎年お正月に放送される「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)は1つの例で、目利きなどで芸能人などを一流、二流と格付けしていく人気番組で、メディアの世界も当の出演者たちや視聴者も、格付けすること、されることを楽しみ、そこに疑問を感じてはいない。
とはいえ、おめでたい報告をした二人に対して、わざわざネット上に批判的な言葉を投げかける必要があるだろうか。関心がなければスルーすればいいだけの話だ。何はともあれ、末永くお幸せに。
