自宅アパートから約600メートル離れた路上で現行犯逮捕された(読者提供)
強制執行中の犯行 過去には”日本刀殺人”も
強制執行とは、裁判で支払いなどを命じられたのにもかかわらず当事者が応じない場合に、裁判所の手続きによって財産を差し押さえるなどして強制的に回収する仕組みのことだ。預金や給与、不動産などが対象で、国家権力に基づいて執行される。
強制執行は債務者の心理的負担も大きいとされ、トラブルが起きることも少なくない。2001年9月には、新潟県に住む男性が家屋明け渡しの強制執行中に日本刀で3人を殺傷した事件もあった。約2年後、被告の男性は無期懲役を言い渡されている。
「強制執行の際、反社会的勢力の介入などが見込まれる場合には、トラブルに備えて警官が同行する場合もあります。しかし今回は執行官らもそういった想定はしていなかったとみられ、事件を未然に防ぐことは難しかったでしょう」(同前)
山本容疑者が2人を襲った後、アパートの部屋から爆発音が上がりぼやが発生。煙が上がっていたという段ボールの中からは、カセットコンロ用のガスボンベが見つかった。一時騒然となった当時の様子を近隣の40代男性が明かす。
