押収物とみられる、山本容疑者の私物。国民的アイドルのクリアファイルも確認できる
「女性の出入りも…」
「私はパトカーや救急車が来てから気づきましたが、ご近所さんは『バンッ!!』という爆発音を聞いたようです。叫び声とかは聞こえませんでしたが、しばらく焦げ臭かったですね。パトカーなどが集まってきたのは10時40分くらいですかね。道端に血の跡もあって、すごく怖かった」
社会部記者によれば、「救急搬送の際、執行官の胸には包丁が刺さった状態だった」という。包丁を持ち出したうえ、火災まで起こした山本容疑者だが、現行犯逮捕時には観念した様子だったという。確保の瞬間をスマホのカメラに収めた男性はこう話す。
「最初気付いたとき、黒のジャンパーを着た40〜50代くらいの男が警官に取り囲まれていました。落ち着いた様子だったので、職務質問でもされているのかなと思ったら、近くのパトカーで連行されていった。家賃を滞納していたという話でしたが、みすぼらしい印象はありませんでしたね」
男が住むアパートは京王線明大前駅から徒歩15分ほどの住宅街にある。築40年ほどの木造家屋で、もとは建物の1階にあった硝子店が所有する不動産だった。同じアパートの住民が語る。
「家賃は6.5万円ほど。6畳のワンルームです。定かではないですが、犯人の方は3〜4年前に越してきたと思います。目立ったトラブルなどはなく、家賃を滞納して立ち退きになることも知らなかった。
覚えていることといえば、あの部屋にたまに40〜50代くらいの女性が出入りしていたこと。母親という年齢には見えませんでしたが、彼女かといわれるとなんとも言えないですね。帰ってきたら私の家の窓も爆発で吹き飛ばされていて、とても驚きました」
取り調べに対して「殺すつもりはなかったが死んでもいいと思った」とも話しているという山本容疑者。警視庁は当時の状況などを引き続き捜査している。
