八角理事長の見解は
この白鵬氏の発言を相撲協会はどう受け止めるのか。本誌・週刊ポストの記者は八角理事長(元横綱・北勝海)に直球質問した。すると、八角理事長は「(記事を)見ていないのでなんとも……」という答え。そこから次のように言葉を継いだ。
「どういう発言してるのかわからないですけども、相撲をやっていくうえでは、アマチュアも(プロも)ないと思っています。アマチュアを指導していくのが私たちの役目だと思っています」
アマチュア相撲を統括する日本相撲連盟とすでに連携しているという意味かと問いを重ねるとこう応じた。
「今年も大会やるのかな……。高校の大会とか中学の大会とかをみんなでやるように一生懸命努力していると思います」
八角理事長の口から白鵬氏と手を携えていく方向の発言はなかった。
相撲協会では青少年・学生に対する相撲の指導奨励を法人の目的として定款に定め、指導普及部が一般への相撲普及に務めるとしている。少年相撲教室の開催や小中学生への相撲部屋開放に取り組み、指導者の研修も行なっているという。毎年11月に国技館では「全日本相撲選手権大会」と「全日本小学生相撲優勝大会」が開催され、相撲協会が後援をしている。こうした取り組みが白鵬氏の活動と交わることは、まだなさそうだ。
※週刊ポスト2026年2月6・13日号