番組継続について沈黙を続ける宮根誠司
記事によると宮根さんは「安定にしがみつくのではなく、新しいことに挑戦したい」という思いを抱いているそうだ。”安定にしがみつく”と表現したのなら、番組への取り組み方が変わったということだろう。マンネリ化してしまい、新しいアイデアやインスピレーションが沸くことも少なくなったのか。そこにかけるエネルギーやモチベーションが下がりきる前に、高視聴率が続いている間に卒業するということだろうか。
マンネリ化には慣れや飽きがある。心理学用語で飽きは「心的飽和」といい、同一行為を反復継続して行うと、継続の努力にかかわらず、その行為をそれ以上続けることができなくなり、打ち切ってしまうような心的状態をいう。情報番組が毎日同じ行動の繰り返しとは言わないが、番組への慣れが強くなれば、コメンテーターやコーナーを変えたところで、新しい活力や新鮮さはすぐに薄れてしまう。
20年は視聴者にとっても長く、マンネリ化は視聴者側にも起きている。42年の長きに渡り親しまれたテレビ時代劇『水戸黄門』のように、安心できる勧善懲悪の鉄板ストーリーで、番組を見ると最後には悪を倒してくれるので気分すっきりという効果も情報番組にはない。ひな壇に並んだ出演者の誰かが変わっても目新しさはすぐに薄れ、結局、同じようなコメントが繰り返されていく。コメンテーターたちには得手不得手があり、報じるニュースによって番組の面白さも情報レベルも日々変動してしまう。うまくコントロールできた日ばかりではないはずだ。
番組を視聴してきた者としてお疲れさまでした!と言いたいところだが、さて、『ミヤネ屋』終了はいつ発表されるのだろうか?
ゴルフを楽しむ宮根と木村拓哉(2018年)
パッティングを見守る宮根(2018年)


