芸能

『あさが来た』の宮崎あおい 人気高く「早逝」設定変更される

「早逝」は描かれる? あさの姉はつを演じる宮崎あおい

 25%の高視聴率を記録し、好調が続くNHK連続テレビ小説『あさが来た』。元気いっぱいの主人公・あさ(波瑠・24才)と並んで人気を集めているのが、宮崎あおい(29才)演じる姉のはつだ。

 最近は義母・菊(萬田久子・57才)から受ける“嫁いびり”も一段落し、新たな展開へ。大阪にあるNHKのスタジオで収録が続いているが、現場では阿吽の呼吸を見せている。

「この間も、萬田さんが宮崎さんと波瑠さんを誘って食事に行ってましたよ。萬田さんは大阪出身なので、おいしい店をよくご存じなんです。お好み焼き屋や焼き肉屋などに時々誘っていらっしゃいます。宮崎さんは役作りもあるのか、ロケの待ち時間にずっとやっているのが刺繍。本当の妹さんにプレゼントするのだそうです」(制作関係者)

 お転婆なあさとは対照的に、劇中のはつは控えめで裁縫上手で妹思い。黙々と妹のために刺繍にいそしむ宮崎の姿は、はつさながら。

 今後のドラマの展開で視聴者がいちばん気がかりなのも、そんなはつの行く末である。史実では、山王寺屋が没落した後、はつは25才の若さで亡くなっているという。それを知って、はつファンからは問い合わせが殺到。女性セブン編集部へも「本当に死んでしまうのか」「お願いだから死なさないで!」との声が相次いだ。

 現在ドラマの中では、はつは嫁入りから7~8年経ち、年齢はちょうど25才を上回ったところ。第2子妊娠や和歌山への移住問題が持ち上がり、「もしかして、それがきっかけで…」と不安は大きくなるばかりだが──。

「放送を開始してからはつを演じる宮崎さんの人気がとにかくすごい。史実でいうと、没落後の山王寺屋については記録がほとんど残っていませんが、ドラマでははつのその後の人生をオリジナルストーリーで描いていくことになったようです。この作品は3つの家族の物語が軸になっています。実家の『今井家』、あさの嫁ぎ先の加野屋の『白岡家』、はつの嫁ぎ先の山王寺屋の『眉山家』。時代の雰囲気を伝えるために、成功を重ねる白岡家だけでなく、たくましく生きる眉山家も必要です。はつは物語の終盤まで登場し、あさとの姉妹愛を温めていくはずです」(番組関係者)

 子供を身ごもっている最中に夫・惣兵衛(柄本佑・28才)が失踪するなど、はつの苦労は絶えなかったが、やがて眉山家ははつが実家の母(寺島しのぶ・42才)から譲り受けた和歌山の地へ。そこで2人目を出産する。

「義母の菊は『和歌山になんか行かしまへん』と拒否しますが、はつの説得もあって納得し、一家は新天地へと向かっていきます。旅立つ前に惣兵衛が新次郎(玉木宏・35才)に頼んで、はつが大事にしていた筝を探し出すなど、ホロリとするシーンも見逃せません」(前出・制作関係者)

※女性セブン2015年12月10日号

関連記事

トピックス

起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
日本体操協会・新体操部門の強化本部長、村田由香里氏(時事通信フォト)
新体操フェアリージャパンのパワハラ問題 日本体操協会「第三者機関による評価報告」が“非公表”の不可解 スポーツ庁も「一般論として外部への公表をするよう示してきた」と指摘
NEWSポストセブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
代理人・バレロ氏(右)には大谷翔平も信頼を寄せている(時事通信フォト)
大谷翔平が巻き込まれた「豪華ハワイ別荘」訴訟トラブル ビッグビジネスに走る代理人・バレロ氏の“魂胆”と大谷が“絶大なる信頼”を置く理由
週刊ポスト
大臣としての資質が問われる(写真/共同通信社)
三原じゅん子・こども政策担当相が暴力団とゴルフ写真の“反社疑惑”にダンマリの理由「官邸は三原氏のことなど構っていられない」
週刊ポスト
お仏壇のはせがわ2代目しあわせ少女の
《おててのシワとシワを合わせて、な~む~》当時5歳の少女本人が明かしたCM出演オーディションを受けた意外な理由、思春期には「“仏壇”というあだ名で冷やかされ…」
NEWSポストセブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト
薬物で何度も刑務所の中に入った田代まさし氏(68)
《志村けんさんのアドバイスも…》覚醒剤で逮捕5回の田代まさし氏、師匠・志村さんの努力によぎった絶望と「薬に近づいた瞬間」
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
《ラーメンにウジ虫混入騒動》体重減少、誹謗中傷、害虫対策の徹底…誠実な店主が吐露する営業再開までの苦難の40日間「『頑張ってね』という言葉すら怖く感じた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
NEWSポストセブン