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40代の夫が死亡後、家族が暮らすのに必要な貯金額は4000万円

人生はいつ何が起こるかわからない、ということを今回の震災ほど痛感させられたことはない。では、もし万が一、40代の夫が亡くなったとき安心して暮らすために必要な額はどれくらいなのだろうか?

*夫(45才)、妻(42才)、長男(13才)、長女(10才)の家族の場合とする。

夫の死後に必要となる主なお金は、生活費と教育費。住宅ローンは、ほとんどの家庭が団体信用生命保険に加入し、そこから支払われるため、残された家族がローンを払う必要はない。子供が22才で独立、妻が90才まで生きると仮定して試算する。

生活費は、3人家庭で年間360万円、子供がひとり独立するごとに年間60万円減るとすると、妻が90才になるまでに計1億2780万円必要。教育費は、大学卒業まで公立と想定してふたりで約1500万円。生活費とあわせ支出は1億4280万円となる。

一方、64才までの年収は遺族年金で106~171万円、パートで年間150万円の計256~321万円。65才からは遺族年金と老齢基礎年金で年間計126万円。これに40代の平均貯蓄1000万円と死亡退職金・弔慰金1000万円を足すと、妻が90才になるまでの収入は計1億796万円となる。支出と収入の差は約3500万円なので葬式代などを考えても4000万円程度あれば充分。

※女性セブン2011年4月28日号

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