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ロシアで独身男は「豪華な宝石」扱い 54歳小太り男モテモテ

 世界10か国12都市の不倫事情を取材し、『不倫の惑星』という本を著した元ウォールストリートジャーナル記者のパメラ・ドラッカーマン氏によると、ロシアの都会に住む人々は、先進諸国の中でもっとも不倫率が高く、人々が浮気を自慢する国だという。以下、氏の報告だ。

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 ロシアの有名な精神分析医の女性は、「不倫は絶対に必要な、なくてはならない人間関係。義務なんです」とまでいった。1996年、サンクトペテルブルクでの世論調査によれば、既婚男性の約半数と既婚女性の4分の1が浮気をしたことがあると答えている。

 ロシアに不倫が多い理由は、共産主義時代に抑圧されていたタガが外れたこともあるが、男性が少ないという点も見逃せない。アルコール依存症やタバコ、交通事故などにより、1980年以降、男性の平均寿命は65歳から58歳に下がり、65歳のロシア人は、女性100人に対し、男性はわずか46人。女性にとって、未婚男性は、ロマノフ王朝の豪華な宝石と同じくらい滅多に手に入らないものなのだ。

 私が会ったモスクワ在住の54歳の男性は、身長150センチで短足小太りだったが、妻が同じ職場にもかかわらず、職場の女性と片っ端から関係をもった。ある日ミーティングのため彼が部屋に入ったところ、そこにいる3人の女性全員と関係をもっていることに気づいた。

 彼はその後離婚したが、最近、息子と同い年になる20歳のバレリーナと再婚した。

※週刊ポスト2011年6月3日号

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