芸能

元フジTV女子アナ 菊間千乃、深澤里奈、大橋マキらの現職

 女子アナ「30歳定年説」はいまや常識。フリーで成功しているのは高島彩(32)や滝川クリステル(33)、西尾由佳里(33)などごく一部の超人気アナのみだ。

 そんな中、「アナウンサーという仕事に見切りをつけ、全く別の道を選ぶ女子アナが増えている」(キー局関係者)という新潮流がある。

 9月に入り、フジテレビの高木広子アナ(39)が年内いっぱいで退社し、化粧品会社を立ち上げることを発表して話題を呼んだ。フジテレビ局員が語る。

「ウエディングプランナーの資格を取って、フジの関連会社のウエディング事業に関わるなど、最近はビジネス志向が強まっていた。後輩アナだった長野翼(30)の結婚式のプロデュースを手がけて大成功を収めたことが、美容業での起業を決意するきっかけになったようです」

 弁護士への転身を目前に控えているのが、元フジの菊間千乃さん(39)だ。

 生放送中にビルの5階から転落する事故で大けがを負ったり、アイドルグループの未成年メンバーと一緒に飲酒していたことが発覚して謹慎処分を受けるなど、女子アナ時代は何かと話題を振りまいた。しかし謹慎後は「勉強の虫」となった。

 仕事のかたわら大宮法科大学院大学に通い始め、2007年12月に退社して司法試験受験に専念。昨年、2回目の挑戦で見事合格した。

「菊間さんは現在、東京地裁預かりで司法修習中。年内にも修了予定で、来春にも弁護士としてデビューするはず」(ある司法修習生)

 フジで内田恭子アナ(35)の同期として人気を二分した大橋マキさん(34)は、ラジオのパーソナリティなど女子アナ的な仕事を継続するかたわら、アロマセラピストとしても活躍。そのロハスな生き方が女性たちから支持を集めている。

 やはり元フジの深澤里奈さん(36)は15歳から学んできた茶道を生かし、2009年に茶の湯ワークショップ「tea・journey」を開店。さらに野菜中心の“無理のないグリーンライフ”を提唱し、料理の本も出している。

「ワークショップには全国から1000人弱の生徒さんに通っていただいています。今後は茶の湯の素晴らしさを海外にも広めながら、茶道具に関わる職人の活動を手助けしていきたい」(深澤さん)

※週刊ポスト2011年10月7日号

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン