芸能

小島慶子「胸もペッタンコです(笑い)」と水着グラビアに登場

写真集『カメラマンたちが見た小島慶子』(集英社)で水着姿を披露しているフリーアナウンサー・小島慶子(39)。どんな気持ちでグラビア撮影に臨んだのか、本人がその心境を語った――。

* * *
グラビアっていうのは、若くて顔が可愛くて胸が大きくて、つまり男性からするとファンタジーの要素を満たす人が出るものですよね。でもそこに、読者の奥さんや彼女に近い、不完全な肉体の持ち主が出たら、どんな風に映るんだろう。男の人がファンタジーでないところで出会う女性のグラビアを見てみたいと思ったんです。

ラジオでもいうんですけど、メディアでは画になったり綺麗な商品になっている物ばかり映るけれど、ほとんどの人はそうじゃないところで暮らしている。私もそうです。だからこそ、画にならない“普通の部分”にも価値があるっていうことが伝えられたらいいなって。

私の水着姿なんて「子どもと一緒に室内プールに来ているお母さん」っていう感じでしょう。胸もペッタンコです(笑い)。でもそこを自然に、年相応のものとして撮影していただけたら、こんなのもありだよっていえるかなと。

私は、メディアに姿を晒すことについて、自分の手の及ぶ範囲の努力はします。でも、それを相手がどう受け取るかということまでは気にしない。どうにもならないことですから。「自分がどう映り、どう捉えられるか」ということまで完璧に計算する方もいますよね。それはプロとして当然のことです。でも私は局アナ時代も“女子アナとして期待される役割”を演じることは、最後までできなかった。

人前に出ることは、差し出すこと。3人のカメラマン(沢渡朔氏、橋本雅司氏、熊谷貫氏)が撮った私はそれぞれ違います。どれが本物かなんて私には決められないし、見る人によっても違う。でも、ああ、現実的な中年の女性にもいろんな顔があるんだなと思ってもらえたら嬉しいです。小ジワはあるけど、いい写真だなぁ、なんて。

【プロフィール】
小島慶子(こじま・けいこ)
1972年7月27日生まれ。2010年にTBSを退社しフリーに。現在、『ゴロウ・デラックス』(TBS系、木曜24時25分~)にレギュラー出演のほか、ラジオ番組『小島慶子 キラ☆キラ』(TBSラジオ、月~金13時~)のメインパーソナリティを務める。活動の詳細はwww.castplus.co.jpまで。

※週刊ポスト2011年10月28日号

関連記事

トピックス

母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン
「オネエキャラ」ならぬ「ユニセックスキャラ」という新境地を切り開いたGENKING.(40)
《「やーよ!」のブレイクから10年》「性転換手術すると出演枠を全部失いますよ」 GENKING.(40)が“身体も戸籍も女性になった現在” と“葛藤した過去”「私、ユニセックスじゃないのに」
NEWSポストセブン
「ガッポリ建設」のトレードマークは工事用ヘルメットにランニング姿
《嘘、借金、遅刻、ギャンブル、事務所解雇》クズ芸人・小堀敏夫を28年間許し続ける相方・室田稔が明かした本心「あんな人でも役に立てた」
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン