芸能

芸能人に白血病が多いのは「放送機器の電磁波が作用」との説

『めざましテレビ』(フジテレビ系)の大塚範一キャスターが白血病で闘病生活に入った。最近では歌手の本田美奈子さん(享年38)、カンニング竹山の相方だった中島忠幸さん(享年35)が亡くなったほか、過去には、女優の夏目雅子さんや、K-1選手のアンディ・フグさんも白血病によって命を奪われた。他にも、治療の末に芸能界復帰を果たした渡辺謙(52)や市川團十郎(65)がいる。

日本における白血病患者の割合は10万人に6~7人といわれており、芸能人の比率はそれよりも高く見える。芸能人に白血病が多い理由として、不規則な生活が免疫力を低下させる、収録中の照明や放送機器などの電磁波が影響しているなど、諸説ささやかれているが、医学的にはどうなのか――。

芸能人は、人気商売ゆえ、常に番組打ち切りやクビの恐怖にさらされている。大塚さんにも人気番組の“顔”としてのプレッシャーが、相当なストレスをもたらしていただろうことは容易に想像ができる。

白血病のはっきりとした原因はいまだに不明だが、このストレスや過労が一因になっている可能性があるとみる医学者は少なくない。名古屋医療センターの堀田知光院長(腫瘍内科)は次のように語る。

「過労やストレスは、体内の免疫力を監視する『NK細胞』を減らす可能性があるといわれています。免疫力が低下することによって、白血病をはじめとするがん細胞の増殖を止められなくなるという可能性は考えられる」

また、芸能人の“職場環境”が影響しているという説もある。職場である、テレビ局のスタジオや舞台には大型の照明器具やテレビモニターやカメラをはじめとする放送機材、さらに、ワイヤレスマイクなどが使われている。これらの機器からは強いレベルの電磁波が出ている。この“電磁波”が白血病の原因のひとつとして関係があるのではないかという指摘がなされているのである。

しかし、これらの可能性は明確に証明されてはおらず、専門家の間でも意見が分かれているのが実状だ。やはり原因がほとんど分かっていないのが、この病の最大の特徴でもある。前出・堀田氏がいう。

「放射線被曝やベンゼンなどの化学物質が発がんリスク要因として挙げられるが、普通の生活をしているかぎりではこれといった原因はわからない。よく“交通事故のようなもの”といわれるが、その通りだといえる」

※週刊ポスト2011年11月25日号

関連記事

トピックス

大谷の2026年シーズンが始まった(時事通信/Aflo)
《半袖&短パンでエグい二の腕があらわに》大谷翔平が自主トレ初日に見せたムキムキボディー、注目される“真美子さんのアリゾナ入り”…メジャーでは「家族と共にキャンプイン」も一般的
NEWSポストセブン
東京7区から立候補している自民党・丸川珠代氏(時事通信フォト)
《「手が冷たい、大丈夫?」と“ガサガサ”の手で握手し…》高市人気に乗じて “裏金夫婦”丸川珠代氏の返り咲きなるか…新年会行脚でも見えた“再選への野心” 
NEWSポストセブン
日本維新の会との交渉を急進展させた小泉進次郎陣営(時事通信フォト)
《衆院選各地でギャン泣き続出》小泉進次郎防衛大臣に「赤ちゃん抱っこ」を求める人たち 「抱っこした結果がこの光景…」「新たな展開」母親たちが小泉大臣に期待している意外な姿
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使が中国出身女性と“二重生活”を送っている現場をキャッチ(写真/共同通信社)
「対中強硬派」として知られる垂秀夫・前駐中国大使、秘かに中国出身女性のマンションに通う“二重生活”疑惑 母子と“もう一つの家族”を築く現場をキャッチ
週刊ポスト
福井1区で出馬する稲田朋美・元防衛相
【衆院選注目選挙区ルポ・福井1区】自民前職・稲田朋美氏に中道、国民、参政の新人が挑む構図 1月の知事選では自民に大きな亀裂 稲田氏は公明の連立離脱で「きれいな自民党」発言
週刊ポスト
吉岡里帆と渡辺えりの意外な関係とは
《小劇場から大河ドラマ女優に》吉岡里帆が大御所女優を“骨抜きにした芝居”「面識ない渡辺えりからの直接オファー」から生まれた意外な関係
NEWSポストセブン
政界サラブレッドの岸信千世氏(中央)
【衆院選注目選挙区ルポ・山口2区】自民と中道の一騎打ち 安倍元首相の甥・岸信千世氏は昭恵夫人の隣で“失態” 「安倍氏の威光と高市人気におんぶにだっこ」の選挙戦
週刊ポスト
前回総選挙では比例復活もできずに落選した橋本岳氏
【衆院選注目選挙区ルポ・岡山4区】中道前職・柚木道義氏に、橋本龍太郎元首相の次男・橋本岳氏、国民と共産の新人がぶつかる 返り咲きを目指す自民・橋本氏は“初めてのドブ板選挙”
週刊ポスト
子供の頃から羽生(右)を手本に滑っていたアメリカのイリア・マリニン(写真/アフロ)
《ミラノ・コルティナ五輪フィギュア男子》金メダル大本命“4回転の神”イリア・マリニンは「ゆづファン」 衣装やフィニッシュポーズを真似したことも 
女性セブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
「横たわる少女の横で四つん這いに…」アンドリュー元王子、衝撃画像が公開に…エプスタインと夫婦でズブズブで「英王室から追放しろ」 
NEWSポストセブン
皮膚科の医師だった佐藤容疑者
収賄容疑で逮捕された東大教授の接待現場 “普段は仏頂面”な医学界の権威が見せた二面性「年甲斐もない異様なはしゃぎ方」
女性セブン
「大谷ファミリー」の活動指針が徐々に明らかになりつつある
《家族でハワイに行ける成長ぶり》大谷翔平が長女をインスタに掲載する「価値観の変化」…真美子さんは「教育分野に興味」
NEWSポストセブン