ライフ

食べながら痩せる「糖質制限食」ダイエット どう挑めばいいか

 糖質を制限することで、食べつつ実践できるダイエットが「糖質制限食」。糖質とはつまり、主食となる炭水化物や甘いモノだが、それらをいきなり全く食べなくするというのは、ちょっと難しい。そこで、どんな段階を踏んで糖質制限食に挑めばいいのか、専門医である江部康二さんが解説する。

 * * *
 糖質制限食のダイエットを行うには下記の3つの方法があります。

●プチ糖質制限食
 3食のうち夕食だけ主食などの糖質を避ける。朝食、昼食も主食は玄米、全粒粉小麦のパンなど未精製穀物にするとベター。

●スタンダード糖質制限食
 3食のうち1食だけ主食などの糖質をとり、残り2食は糖質を避ける。糖質を取る食事は夕食を避け、朝食か昼食にする。

●スーパー糖質制限食
 1日3食すべてで、糖質の多い食べ物を避ける。主食を抜き、いも類、お菓子を控える。ダイエット効果は最も高い。

 最もダイエット効果が高いのは、朝、昼、晩とも糖質を避ける“スーパー糖質制限食”。脂肪をためやすい体から燃やしやすい体に変わり、3日から1週間ぐらいで体重が減り始めます。基本は、まずは“スーパー”を1~2週間続け、ある程度やせやすい体にしてから、“スタンダード”か“プチ”でキープする方法。もちろん、目標体重になるまで“スーパー”を続けてもかまいません。主食を抜くのは耐えられないという人は、まずは1日1食だけ糖質を避ける“プチ”から始めてみてもいいでしょう。慣れてきたら“スタンダード”にしてもいいですし、“プチ”だけで体重が減る人もいます。

 なお、糖質が少ないといわれる食材にも多少の糖質は入っていますし、調味料などで摂取してしまう場合もあります。糖質制限食の場合の、1食あたりの糖質の総量の目安は20g以内にとどめてください。

※女性セブン2012年9月20日号

関連記事

トピックス

ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、筑波大学の学園祭を満喫 ご学友と会場を回り、写真撮影の依頼にも快く応対 深い時間までファミレスでおしゃべりに興じ、自転車で颯爽と帰宅 
女性セブン