芸能

たけし 女子レスリング浜口京子に「平成版おしん」の称号を

『メルマガNEWSポストセブン』では、ビートたけし、森永卓郎、勝谷誠彦、吉田豪、山田美保子…など、様々なジャンルで活躍する論客が時事批評を展開する。9月14日に配信された31号では、ビートたけし氏が独自の視点でロンドン五輪を総括する。

 * * *
  今回のロンドン五輪のニッポン選手団で一番スゴかったのはやっぱりレスリングだね。女子なんて、小原日登美(48kg級)、伊調馨(63kg級)、吉田沙保里(55kg級)と4階級のうち3階級で金メダルを獲っちまったんだからね。

 唯一メダルを獲れなかったのは72kg級の浜口京子だけだったわけだけどさ。だけどオイラ、あの子が一番偉いと思うんだよな。だって、34歳にもなって、あのオヤジさん(アニマル浜口)の言うことを素直に聞き続けてるんだからさ。

「気合いだ、気合いだ、気合いだ、気合いだ~」
「ワッハッハ、ワッハッハ」
「オイ! オイ! オイ! オイ! オイ!」

 って、あんなの人前で自分のオヤジにやられたら、普通の女の子だったらもう速攻で家出だぞ。浜口京子はホントに親思いの孝行者だよ。この際、「平成版おしん」の称号を与えたっていいと思うね。

 だけど、あの子のためを思うと現役を続けるにしても引退するにしても、早めに結婚して家を出て親離れしたほうがいいんじゃないかと思うけどな。

 でも、このままだと結婚してもダンナとの新居にアニマルさんがついてきちゃうかもしれないよな。新婚初夜のベッドの脇に日の丸のハチマキ巻いて現れてさ。

「京子~、子作りも気合いだ、気合いだ、気合いだ~!」
「そこだ~! 行け~! もっと腰を入れろ~! オイ! オイ! オイ!  オイ!」

 なんて熱烈な指導を受けちゃうというオチなんだよ。

※メルマガNEWSポストセブン31号

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