芸能

辻希美へのネットの嫉妬 鬼女により今や誹謗中傷の罵詈雑言

 元モーニング娘。の辻希美(25)の公式ブログが、猛烈な攻撃に晒されている。

 標的にしているのは、2ちゃんねるの既婚女性用の掲示板、通称『鬼女板』。辻のブログへの書き込みに、いちいち反応するのだが、その内容が容赦ない。

 実例を少し紹介しよう。辻は子供の弁当の写真をよく掲載するのだが、それを初めて公開した時から、

〈楽天レシピでまったく同じ弁当が出てきたわ〉
〈どうやったらあんなマズそうな卵焼き作れるの〉

 とボロクソ。その後、初めての弁当を子供が完食し、感動で号泣したと書けば、

〈二人も産んだ経産婦が感激やさん気取っても気持ち悪いだけ すぐ泣いちゃうのん可愛ウィィィッ☆とでも思ってんの?〉

 挙げ句には、

〈お弁当写真毎日のようにのせてるけど代わり映えしなくて同じ写真何回も見せられてる気がしてきた〉
〈給食のある学校に入れてもらえるといいね〉

 そんなに嫌なら見なきゃいいのにと思うのだが、監視の「目」はまだ光る。夏に家で子供をビニールプールに入れた写真を載せれば、〈普通はスイミングスクールか区民プールに行かせるでしょ〉と難癖をつけ、プールに連れて行けば辻の水着姿に〈あばらとへそが気持ち悪い〉。父親(俳優・杉浦太陽)と子供がベッドで寝ている写真を掲載すれば、枕元にティッシュが置いてあることを指摘し、〈生々しい〉〈ティッシュが気持ち悪い〉と無茶苦茶な批判。

 まァ、ここまではまだ笑えるが、「3人目の子供を授かった」と喜びの報告をしたときはひどかった。

〈おめでとう 子供が寝てる横で仕込んだのかしら〉

 既婚女性板は、歯に衣着せぬ発言が鬼のようだと評され、略称だった「既女」から当て字で「鬼女」となった。若くしてアイドルとなり、イケメン俳優と結婚した辻への鬼女の「嫉妬」なのかもしれないが、最近ではそれが度を超え、単なる誹謗中傷と化している。ITジャーナリストの井上トシユキ氏が警鐘を鳴らす。

「これまでは言論の自由で大目に見る判断が多かったが、ネット社会の浸透で司法の考え方も変化しています。書き込みはほぼ100%特定でき、悪質な場合は名誉棄損で有罪になるケースもある。書き込む方もリスクを理解するべきです」

 本人に取材を申し込んだところ、所属事務所から回答があった。

「ブログは本人に任せていますが、現在は妊娠のため芸能活動を控えていることもあり、今回はコメントを控えさせていただきます」

 悪質な書き込みや誹謗中傷には早急な対処が必要だ。

※週刊ポスト2012年12月7日号

関連記事

トピックス

あとは「ワールドシリーズMVP」(写真/EPA=時事)
大谷翔平、残された唯一の勲章「WシリーズMVP」に立ちはだかるブルージェイズの主砲ゲレーロJr. シュナイダー監督の「申告敬遠」も“意外な難敵”に
週刊ポスト
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左/バトル・ニュース提供、右/時事通信フォト)
《激しい損傷》「50メートルくらい遺体を引きずって……」岩手県北上市・温泉旅館の従業員がクマ被害で死亡、猟友会が語る“緊迫の現場”
NEWSポストセブン
財務官僚出身の積極財政派として知られる片山さつき氏(時事通信フォト)
《増税派のラスボスを外し…》積極財政を掲げる高市早苗首相が財務省へ放った「三本の矢」 財務大臣として送り込まれた片山さつき氏は“刺客”
週刊ポスト
WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
ツキノワグマは「人間を恐がる」と言われてきたが……(写真提供/イメージマート)
《全国で被害多発》”臆病だった”ツキノワグマが変わった 出没する地域の住民「こっちを食いたそうにみてたな、獲物って目で見んだ」
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
松田聖子のモノマネ第一人者・Seiko
《ステージ4の大腸がんで余命3か月宣告》松田聖子のものまねタレント・Seikoが明かした“がん治療の苦しみ”と“生きる希望” 感激した本家からの「言葉」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
NEWSポストセブン