芸能

出演理由わからないコメンテーター DAIGO、デーモン、一茂

 主婦層など大衆の世論形成に大きな影響力を持つワイドショー。作家の麻生千晶氏とコラムニストの今井舞氏が、芸能人・元スポーツ選手のコメンテーターを辛口批評する。ワイドショーには、出演理由がよくわからないコメンテーターも少なくない。

■DAIGO(『ひるおび!』TBS系)
母方の祖父が竹下登元首相というロックミュージシャン。

「消費税、衆議院解散など政治の話題で恵俊彰から『DAIGO君、わかった?』と話を振られても『はい、大丈夫っす』としか答えない。このやりとりに象徴されるように、馬鹿キャラ、お笑い担当として起用されているのだろうが、ろくにギャグも言えず、役立たずと言われても仕方ないのではないか」(今井氏)

■デーモン閣下(『ひるおび!』)

「NHKの中継にゲスト出演するほど詳しい大相撲の話題ではよく喋るが、それ以外ではあまり発言しない。不得意な分野でいい加減な発言をするよりはましだが、厚塗りしすぎて顔の筋肉が動かないのではないかと勘繰ってしまうほどだ」(麻生氏)

■長嶋一茂(『モーニングバード!』テレビ朝日系)

 喋らないという点ではデーモン閣下よりさらに上手。

「自分からはほとんど発言せず、天下りの名誉顧問のように仏頂面で座っている。スポーツ選手の話題を振られても、『頑張りが足りない』と素っ気なく精神論を言って終わり。一度もまともに発言しない日もある」(今井氏)

 DAIGO、一茂……2世、3世はダメということか。これに対し、頂点を極めた元スポーツ選手には高く評価される人もいる。

■清水宏保(『モーニングバード!』)

「ソフトバンクがアメリカの通信会社の買収を発表した時、『日本のユーザーにメリットがあるのでしょうか』と問題点を指摘した。ロンドン五輪のメダリストらが皇居のお茶会に呼ばれた時、かつて自分も呼ばれた経験をもとに、天皇陛下が放つ独特のオーラから絨毯の感触までをリアルに語った。彼のコメントは傾聴に値する内容であることが少なくない」(麻生氏)

※SAPIO2012年12月号

関連記事

トピックス

行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
SNSで「卒業」と離婚報告した、「第13回ベストマザー賞2021」政治部門を受賞した国際政治学者の三浦瑠麗さん(時事通信フォト)
三浦瑠麗氏、離婚発表なのに「卒業」「友人に」を強調し「三浦姓」を選択したとわざわざ知らせた狙い
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン