芸能

「カトパンの下着レシート公開は本人の仕込み」と現場の声

 オリコン調べの好きな女子アナランキング、そして、週刊文春の好きな女子アナランキングで1位に輝いたフジテレビの「カトパン」こと加藤綾子アナ。現在、文句なしの局アナNo.1といえるカトパンの人気を放送作家でコラムニストの山田美保子氏が分析。カトパンの“プロ根性”が明らかになる!(『メルマガNEWSポストセブンVol.45』より抜粋)

 * * *

 カトパンのキャラが開花した最大の番組といえば『ホンマでっか!?TV』だろう。彼女をまず評価したのは、明石家さんまやマツコ・デラックスよりも、キャラクターの濃い“評論家”の皆さんたちだと聞く。そもそも「付き合いがいい」という彼女の評判は、この番組から聞こえてきた。さんまさんやマツコさんを始め、磯野貴理子、島崎和歌子、ブラックマヨネーズら、忙しい共演タレントが来られない飲み会に、カトパンはひとりで参加し、お酌をしたり、話し相手になったりしていたとのウワサである。「彼女は水商売をやっても成功するね」とは某評論家のオジサマの弁である。

 そんなカトパンの“気配り”を目の当たりにする機会がやってきた。私が構成を担当する『超潜入!リアルスコープハイパー』でのことだ。リニューアル前の『潜入!リアルスコープZ』で、いまは亡き、流通ジャーナリストの金子哲雄氏を招き、芸能人のお財布の中に「潜入」という企画をやったときの話だ。

 ロケは、フジテレビの楽屋に突然潜入したビビる大木とカトパンが、芸能人の財布の中に入っているお札や小銭からレシート、クレジットカード、会員カードまでをチェックし、金子哲雄さんから「お金が貯まるお財布整理術」を教えていただくという内容。お陰様でこのシリーズは視聴者の皆さんから好評をいただいていた。

 同企画の何回目かのロケ途中で、ディレクターがカトパンの財布を持って現れたのである。もちろん、彼女には黙って…である。

 バラエティーをわかっているタレントであれば、そういう事態になることも予想できるし、“そのとき”のために、一応スタンバイをしておくだろうが、女子アナとなればまた別の話。いくらフジテレビの女子アナがバラエティー中のハプニングに慣れているとはいえ、スタッフが自分のバッグの中から財布を取り出し、持ってくることを想像できなくても、誰も怒りはしないはずだ。だがカトパンの財布には、購入した下着のレシートが入っていたのである!

 そのレシートとは、後にネットや週刊誌などで話題になった、「ブラ」と「ショーツ」のそれである。熱心な(!)ファンは、その内容から、メーカー名や型まで割り出していたが、それは、カトパンともあろう女子アナが愛用しているとはとても思えない、量販店の安物であった。

 スタッフは誰もそんなことは頼んでいないし、彼女がロケ内容を先読みして自分でレシートを仕込んでいたのかどうかも実際はわからない。しかし、「加藤…、仕込んできたよね」というのが現場の一致した意見。当然のことながら、「よくわかっている」「エライ」と局内外で大評判となった。

関連記事

トピックス

11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)は被害者夫の高羽悟さんに思いを寄せていたとみられる(左:共同通信)
【名古屋主婦殺害】被害者の夫は「安福容疑者の親友」に想いを寄せていた…親友が語った胸中「どうしてこんなことになったのって」
NEWSポストセブン
写真/イメージマート
《“ライス販売停止”騒動他》2025年の事例に見る「不毛な炎上案件」はなぜ生まれるのか?大人力を発信するコラムニストが解説
NEWSポストセブン
高市早苗・首相はどんな“野望”を抱き、何をやろうとしているのか(時事通信フォト)
《高市首相は2026年に何をやるつもりなのか?》「スパイ防止法」「国旗毀損罪」「日本版CIA創設法案」…予想されるタカ派法案の提出、狙うは保守勢力による政権基盤強化か
週刊ポスト
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《累計閲覧数は12億回超え》国民の注目の的となっている宮内庁インスタグラム 「いいね」ランキング上位には天皇ご一家の「タケノコ掘り」「海水浴」 
女性セブン
米女優のミラーナ・ヴァイントルーブ(38)
《倫理性を問う声》「額が高いほど色気が増します」LA大規模山火事への50万ドル寄付を集めた米・女優(38)、“セクシー写真”と引き換えに…手法に賛否集まる
NEWSポストセブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
《再スタート準備》中居正広氏が進める「違約金返済」、今も売却せず所有し続ける「亡き父にプレゼントしたマンション」…長兄は直撃に言葉少な
NEWSポストセブン
大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、不動産業者のSNSに短パン&サンダル姿で登場、ハワイの高級リゾードをめぐる訴訟は泥沼化でも余裕の笑み「それでもハワイがいい」 
女性セブン
不倫報道の渦中にいる永野芽郁
《ベリーショートのフェミニスト役で復活》永野芽郁が演じる「性に開放的な女性ヒロイン役」で清純派脱却か…本人がこだわった“女優としての復帰”と“ケジメ”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の一足早い「お正月」》司組長が盃を飲み干した「組長8人との盃儀式」の全貌 50名以上の警察が日の出前から熱視線
NEWSポストセブン
垂秀夫・前駐中国大使へ「中国の盗聴工作」が発覚(時事通信フォト)
《スクープ》前駐中国大使に仕掛けた中国の盗聴工作 舞台となった北京の日本料理店経営者が証言 機密指定の情報のはずが当の大使が暴露、大騒動の一部始終
週刊ポスト