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超短命家系男「じゃあ青汁を飲んだセミは10日生きるのか?」

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、衣料メーカー勤務のご主人(50歳)。奥様(48歳)は健康志向なのですが……。

 * * *
「祖父も親父も60歳前に亡くなっている。ウチはそういう家系なんだよ」といい続けている主人。

「どんな元気な蝉でも1週間で死ぬ。無理に長生きしようと努力したってムダなんだ。僕のDNAは60歳まで生きられない」

 私が評判の健康食品を勧めても、「じゃあ、青汁を飲んだ蝉は10日生きるのか?」などと、訳の分からないことをいいます。

 そんな主人が風邪をひき、内科医院へ。戻ってくると、「なんかさァ、医者が健康診断を受けろっていうんだよ」これまでどんなに勧めても色々と理由をつけて拒否してきた主人です。「もちろん、断わったんでしょ?」「それがさァ、『受けて、お願い』なんて甘ったるい声でいうんだよ」

 聞くと、セクシーな女医さんらしいんです。「来週辺り行って、全部調べてもらおうかなァ」ちょっとムカつきますけど、主人の健康のため。その女医さんには感謝しないといけないかも。「あの先生のためにも頑張っちゃおうかな!」ですって。勝手にどうぞ!

※週刊ポスト2013年1月25日号

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