芸能

高橋愛、保田圭らモー娘。OGがミュージカルに強い理由を分析

モーニング娘。OGの高橋愛(26)が、今年8月11日から21日まで、8都市で行われるエステー株式会社の“2万人の鼓動TOURSミュージカル”「赤毛のアン」で主演のアン役を射止めた。昨年はダイアナ役だった高橋が、事実上の“主役抜擢”となる。

モーニング娘。卒業メンバーたちのミュージカルでの活躍が目立つ。安倍なつみは昨年の夏の初演に続いて、この夏ミュージカル「ドラキュラ」に連続出演することが決まっている。卒業以来、演技派として舞台での実力を上げてきた保田圭は、3月26日から31日まで上演予定のミュージカル「I HAVE A DREAM」に出演する予定だ。

「ミュージカルをやらせたら、モー娘。出身者は強い」というのは、アイドル事情に詳しいライターのA氏である。

「まず、娘。時代に、地道なレッスンを積んでいます。歌えるし、踊れるし、演技もできるし、という基礎ができているうえに、卒業してからもお客さんがついてくるという“信頼度”があります。娘。OGの保田圭、安倍なつみ、高橋愛、新垣里沙は実力派として舞台で頑張っていますが、今、彼女たち以外に若手で、テレビなどですでに知名度があって、歌えて踊れるという女優はなかなかいません」

さらにA氏は、彼女たちが所属するアップフロントグループの存在も重要だという。

「単純にマネージメントだけでなく、舞台制作もやるし、レッスン体制も整っている。とにかく、モーニング娘。時代から舞台経験も積めるし、スキルアップには最高の環境です」

A氏はさらに、グループとして活動する中で培われていくものも大きいと続ける。

「グループとして10人前後で活動するなかで、それぞれが自分の生きる『道』をみつけていくのも特徴的です。バラエティが得意、ラジオ向き、ルックスがウリになる、スポーツが得意など、自分でそれぞれの“立ち位置”を見つけ、事務所がきちんと後押ししていくのです。ミュージカル女優は特に重宝されますね。

なかでも高橋愛と新垣里沙は2007年から2010年の“プラチナ期”と呼ばれる時代の主要メンバーで、クオリティが高い伝説のステージを作り上げたことで知られます。高橋はリーダー時代、チームワーク重視のチーム作りをおこない、宝塚歌劇団と共演した『シンデレラ the ミュージカル』では主演としてミュージカルを牽引。実力は歴代ナンバーワンといってもいい。本田美奈子.の実力を彷彿とさせます」

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