芸能

柳葉敏郎の『欽ドン!』時代の過去を隠さない姿勢に賛辞の声

欽ちゃん公演に柳葉敏郎から届けられた花

 萩本欽一(71)の久しぶりの舞台となった喜劇『おちゃのこ妻妻』が品川区・スクエア荏原のこけら落とし公演として行なわれた。どの日も満員になる盛況ぶりで、4月14日に、9日間11公演を終えた。

 この公演には、山口良一(58)、西山浩司(52)、風見しんご(50)などが出演。関根勤(59)や小堺一機(57)、勝俣州和(48)などもスペシャルゲストとして駆けつけるなど、“欽ちゃんファミリー”同窓会のような雰囲気も漂った。

 この公演に、ある大物俳優が花を届けていた。ドラマ『踊る大捜査線』や映画『容疑者 室井慎次』などの代表作を持つ柳葉敏郎(52)である。

 柳葉は、1983年に『欽ドン!良い子悪い子普通の子おまけの子』(フジテレビ系)に良川先生としてレギュラー出演し、秋田弁を丸出しにする朴訥なキャラクターが受け、大ブレイク。翌年には、一世風靡セピアのメンバーとして、シングル『前略、道の上より』が大ヒット。その後は、『君の瞳をタイホする!』『愛しあってるかい!』『すてきな片想い』など、フジテレビ系のトレンディドラマに立て続けに出演し、トレンディ俳優としての地位を確固たるものにした。テレビ局関係者はこう話す。

「先日、萩本さんがバラエティ番組に残した足跡を振り返った『もてもてナインティナイン』(TBS系)では、『欽ドン!』時代の柳葉さんの映像が出ました。柳葉さんほどのキャリアがあれば、昔のバラエティ映像を放送されることを嫌がる俳優さんは多い。ましてや、今は過去映像を使う際、各事務所に許可取りをする時代です。

 それでも柳葉さんは過去を隠すことなく、OKしている。なんでもかんでも昔の映像にNGを出す人もいるけど、柳葉さんの姿勢にスタッフも出演者も感謝したのではないでしょうか」

関連記事

トピックス

まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
生徒のスマホ使用を注意しても……(写真提供/イメージマート)
《教員の性犯罪事件続発》過去に教員による盗撮事件あった高校で「教員への態度が明らかに変わった」 スマホ使用の注意に生徒から「先生、盗撮しないで」
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《ロマンス詐欺だけじゃない》減らない“セレブ詐欺”、ターゲットは独り身の年配男性 セレブ女性と会って“いい思い”をして5万円もらえるが…性的欲求を利用した驚くべき手口 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
『帰れマンデー presents 全国大衆食堂グランプリ 豪華2時間SP』が月曜ではなく日曜に放送される(番組公式HPより)
番組表に異変?『帰れマンデー』『どうなの会』『バス旅』…曜日をまたいで“越境放送”が相次ぐ背景 
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン