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2013.09.20 07:00  女性セブン

息子・染五郎の復帰公演もガラガラ 窮地に立つ松本幸四郎

 松本幸四郎(71才)が座頭を務める『十月歌舞伎公演「春興鏡獅子」』が、10月3日から東京・国立劇場でスタートする。この舞台で、幸四郎の孫で市川染五郎(40才)の長男・松本金太郎(8才)とともに、香川照之(市川中車・47才)の長男・市川團子(9才)が“胡蝶の精”という大役を務めることになった。

 梨園関係者の間では、歌舞伎界で孤立する香川照之が、名門の高麗屋にすり寄っている、との見方もあるが、一方、香川を受け入れた幸四郎も窮地に立たされていた。

「幸四郎さんと染五郎さんは、名前のわりにチケットが売れていないんです。今年2月の公演は、染五郎さんの転落事故からの復帰だったのに、初日からガラガラでした。また現在、新橋演舞場で行われている幸四郎さんが座頭を務める公演も空席が目立っていますからね」(高麗屋関係者)

 また今年2月、歌舞伎界に誕生した新たな夫婦の存在も幸四郎を苦しめているという。幸四郎の実弟・中村吉右衛門(69才)の四女・瓔子さん(30才)と尾上菊五郎(70才)の長男・尾上菊之助(36才)夫婦のことだ。

「初代の吉右衛門さんと先代の菊五郎さんは大正から昭和にかけて“菊吉”と並び称された大スターでした。そんなスターを生んだ両家が結ばれ、親戚同士になったことで、もともと大きかった勢力が、さらに強大な勢力となったわけです。しかも現在の菊五郎さんと吉右衛門さん、2人の人間国宝がいるわけですから、それはもう安泰ですよね」(別の梨園関係者)

 普通の兄弟関係なら、これは親族の慶事として喜ばしいことなのだが、幸四郎と吉右衛門は不仲で有名だ。

「初代吉右衛門の一人娘だった兄弟の母親は、松本家に嫁ぎ、そこで生まれた息子を後継者として中村家に養子に出さなければならなかった。それで次男である吉右衛門さんが養子に出されて、厳しい環境の中で育てられました。一方で幸四郎さんは天才と周囲からもてはやされて育てられました。そんな生い立ちの違いが2人の不仲を生んだといわれています」(前出・高麗屋関係者)

 チケットの不人気に、不仲の弟の勢力拡大──追い詰められた幸四郎が頼るしかなかったのが、梨園で孤立無援となっていた香川だった。

「歌舞伎の実力はともかく、香川さんと團子くんの人気は凄まじいですからね。後援会を発足すれば1万人以上の応募があり、あまりの多さに事務所が新会員の応募を打ち切ったほどです。さらにチケットも香川さんが出演するとなれば、即売り切れますからね。

 もともと、幸四郎さんもテレビで名前を売った人ですから、他の役者さんに比べると香川さんに対して寛容なんです。香川さんもそんな幸四郎さんの事情を理解して近づいたんだと思いますよ。

 父・猿之助さんの後ろ盾が不透明な以上、将来、團子くんが歌舞伎界で生きていくためには、他に強力な後ろ盾が必要となるわけですから、幸四郎さんは彼にとっても、理想的な人物だったわけです。しかも、子供同士の共演で、爽やかなイメージを押し出そうとしたのではないでしょうか」(前出・梨園関係者)

※女性セブン2013年10月3日号

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