ビジネス

日本交通の恋チュン動画が130万PV 映像見てタクシー指名も

 今、世間の話題をさらっているのが、AKB48のヒット曲『恋するフォーチュンクッキー』のダンスを一般企業の社員などが踊り、その映像を『YouTube』にアップさせること。

 最初は美人社員が多いことで知られるファッションブランドの「サマンサタバサ」やIT企業の「サイバーエージェント」の動画から火がついたが、決して「カメラ映え」するとはいえない中高年のタクシー運転手たちが踊る「日本交通」も、すでに130万ページビューを超えているというから驚きだ。

 日本交通バージョンの動画制作をプロデュースした日交データサービスの山本智也氏がいう。

「弊社はタクシー業界では1位の会社ですが、若いお客様が少なく、若年層にアピールするためのいいチャンスだと思って取り組みました。

 運転手たちは最初“一体何をやらせるんだ”とイヤそうでしたけど(笑い)。サマンサタバサのビデオでは美女たちがキラキラ輝いていますが、こちらはタクシー会社の冴えないおじさんが踊ることでコントラストが出て、かえって面白いのではないかという戦略でした。

 おかげさまで、映像を見て弊社を指名して頂くお客様もいらっしゃるほど。タクシー車内でも、この動画の話題で会話が弾むことが多いようです」

 この動きは、神奈川県など行政や、海外にも飛び火している。 企業のPRとエンタメ性が両立する、まさに新時代のコンテンツなのだ。

※週刊ポスト2013年11月29日号

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
闇バイトにはさまざまなリスクが…(写真/ゲッティイメージズ)
《警察の仮想身分捜査導入》SNSで闇バイトの求人が減少する一方で増える”怪しげな投稿” 「闇バイト」ではないキーワードが浮上
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛”《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《TOKIO・国分太一が無期限活動休止》「演者とスタッフは“独特の距離感”だった」関係者が明かす『鉄腕DASH』現場の“特殊な事情”
NEWSポストセブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
インドのナレンドラ・モディ首相とヨグマタ・相川圭子氏(2023年の国際ヨガデー)
ヨグマタ・相川圭子氏、ニューヨーク国連本部で「国際ヨガデー」に参加 4月のNY国連協会映画祭では高校銃乱射事件の生存者へ“愛の祝福”も
NEWSポストセブン