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堀江貴文氏「最終的には『徹子の部屋』に出るのが目標です」

 堀江貴文氏(41)が3月の出所後初めて書き下ろした本『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社)が発売1週間で17万部を超えた。だが、この男はあくまで100万部を目指し、最終的には『徹子の部屋』に出演するのが目標だという。なぜ『徹子の部屋』出演を目指すのか、プロインタビュアー・吉田豪氏が聞いた。

──今回、秋元康さんに売るためのアドバイスを何度も聞いたみたいですね。

堀江:そうですね。これを渡したとき、「表紙はもっと毒があったほうがいい」「30万~40万部はイケるけど、ミリオンはキツいよ、これじゃ」って言われて。

──冷静ですね(笑い)。

堀江:あと、美空ひばりさんのプロデュースをしたときの話をされてましたね。『川の流れのように』と『ゼロ』ってやっぱり被るというか。

 つまり、あのときもちょっと落ち目になってきた美空ひばりさんをリノベーションするようなプロジェクトだったわけです。『川の流れのように』ってJポップでもないし演歌でもない、その絶妙なバランスで成り立ってる。だからオールドファンも新しいファンもスッと入ってこれる。その境界線を決めるのが難しいんだよ、みたいな話をされていて、まさにそうだなと思って。

 秋元さんが言うには、「刑務所から出てきて、あいつはゼロになったんだよ。まあそうだよな」「あいつも刑務所から出て反省して、大体内容は想像できるよね」って、それで納得して本を手に取らない可能性があるんじゃないの? って。

──ああ、なるほど。

堀江:でも、おかげさまで売れてはいるし、アマゾンレビューも、これまでの僕の本にあり得ないぐらい高評価がついているので。僕の本が4点以上ついていることなんかないですから。売れてもアンチがすごい書評を書いちゃうので。

──堀江さんが出所して一番聞かれた質問は「獄中体験で何が変わりました?」だったと思うんですよね。

堀江:その通りですね。

──たぶんみんな変わることを期待しているんだと思うんですよ。この本はその期待に応えようとした本なのかなっていう気がして。

堀江:でも根本的には変わってないですよ。だってこれ、『稼ぐが勝ち』と内容は一緒ですもん。そう言うとみんな怪訝な顔をするんですけど。書き方、見せ方を変えるだけでこんなに変わるものなんだっていう。

 あとは、やっぱりテレビでの展開が必要なんですよ。すごくいやらしい戦略的な言い方をすると、テレビの人たちって売れてるものが好きじゃないですか。だから最終的には『徹子の部屋』に出るのが目標です。僕が『徹子の部屋』に出られたら成功かなっていう。

──テレビ局を買おうとした人が、いまはテレビに出ることが目標に(笑い)。

堀江:テレビを見てる層がターゲットですからね。

※週刊ポスト2013年12月6日号

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