芸能

宝塚いじめ裁判原告女性 B96Gカップ引っさげAVデビューか

<100年に1人の逸材!新しい伝説が今、始まる!>

 12月2日、大手アダルトビデオメーカー・SOD(ソフト・オン・デマンド)のホームページに、こんなキャッチフレーズとともに、ひとりの新人AV女優がデビューすることが発表された。

 サラサラの黒髪ロングヘア、そして175cmというモデル並みの長身に、バスト96cmのGカップというパーフェクトボディーの美女・高塚れな(21才)。

 そんな彼女の紹介文には、こう綴られている。

<この度、SODstarから美しい名門音楽専門学校卒業したお嬢様・高塚れなちゃんのデビューが決定したのです☆>

 この文中に出てくる「名門音楽専門学校」がAV業界で話題を呼んでいるのだ。

「実はあの子、タカラジェンヌの卵たちが学ぶ宝塚音楽学校の出身なんです。しかも彼女は、あの“いじめ裁判”を起こした生徒なんですよ」(AV業界関係者)

 宝塚音楽学校第96期生のA子さんが学校を相手に裁判を起こしたのだ。これが前出のAV業界関係者が語る“いじめ裁判”のことだ。

 2008年4月、宝塚音楽学校に入学したA子さん。しかし、彼女は入学からわずか半年後、万引行為などを理由に学校側から退学を通告された。A子さんは事実無根と主張し、退学の取り消しを申し立てたが、話し合いは平行線を辿り、ついにA子さんは訴訟を決意。2009年11月に退学処分取り消しと1000万円の慰謝料を求める裁判を起こしたのだった。

 法廷に立ったA子さんが、「同期が誰も相手にしてくれませんでした…」と証言したように、裁判では彼女へのいじめの数々が明らかとなっていった。

 入学直後、ネットに予科生(音楽学校1年生)で<1番美人なのはA子さん>と書き込みがあったことをきっかけに、いじめが始まる。A子さんの洗濯物がゴミ箱に捨てられたことから始まり、身に覚えのない窃盗容疑をかけられたり、「実家へ帰れ」「死ねばいいのに」といった罵声も浴びせられたという。そして退学の直接的な原因となった万引騒動も同級生による嘘の告発だった。

 2010年7月、学校側は退学処分を取り消し、A子さんの卒業資格を認める代わりに、彼女が宝塚歌劇団への入団を求めないことで合意し、調停が成立した。

 宝塚音楽学校を“卒業”した彼女は、地元である東北に戻って、ひっそりと生活していたという。だが、帰省後の生活も彼女にとってはつらい日々だった。

「宝塚音楽学校に入学したことは地元新聞でも顔写真付きで大々的に報じられていたため、A子さんは有名人でした。地元の人々も“いじめ裁判”のことは知っていて、彼女は街を歩いているだけで“あ~、あの子が…”と指をさされたりと、腫れ物に触るような扱いを受けたそうです」(A子さんの友人)

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン