芸能

「ツイート数と視聴率はあまり連動しない」とテレビ局関係者

ツイッター上のつぶやき数と視聴率は連動するものなのか。昨年12月10日、ビデオリサーチがアメリカのツイッターと協業し、ツイッター上でのテレビ番組の反応を測る「ツイッターテレビ指標」を提供すると発表した。今年6月から開始される。

 この指標は、ツイートの投稿数やユーザー数、インプレッション(表示)数、インプレッションユーザーを中心に構成されるという。

 昔と比べ、リアルタイムでテレビを観る習慣が減ってきており、テレビの視聴率は全体的に落ちている。そうしたなかで、視聴率を発表しているビデオリサーチが新たな策を打ち出してきたわけだ。だが、テレビ局関係者はツイッターを指標とすることに疑問を呈する。

「正直な話、ツイッターと視聴率にはあまり相関関係があるとはいえません。時間帯にもよりますが、番組内で話題になった言葉がツイッターのホットワードに10個中5個入っているような番組でも、視聴率が1%台ということもあります。深夜帯ですけど、それにしても1%は低いですからね。

 他にも、野球中継のときにホットワードに2、3個並ぶこともありますが、視聴率にすると、2ケタに乗るかどうかといったところ。視聴率20%を超える番組はツイート数も多いですが、ツイート数が多いからといって視聴率が高いとは限らない、ということです。

 番組を観ながら、思ったことをつぶやくという点において、ツイッターとテレビ相性が良いのは間違いないと思いますが、視聴率と同じような指標にする域には達していない。『ツイッターテレビ指標』と『視聴率』には、間違いなく乖離が起こるはずです」

関連記事

トピックス

劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン