スポーツ

阪神補強「捕手9人や左投手ばかりで意味不明」と金村義明氏

 いよいよ3月28日にセ・パ同時開幕するプロ野球。開幕直前、ファンにとって気になるのは、やはり優勝の行方だろう。野球評論家の金村義明氏に予想してもらった結果、セ・リーグは巨人・広島・阪神・横浜・中日・ヤクルト、パ・リーグはソフトバンク・ロッテ・オリックス・楽天・西武・日本ハムの順となった。

 * * *
 補強で、長年の課題だった二塁の穴を埋めた巨人に死角はない。

 面白いのは広島と横浜だ。特に横浜はバルディリスが加わり、筒香嘉智が頭角を現わした打線は期待大。投手陣の頑張り次第で、という雰囲気が出てきた。広島も昨年、CS第1 ステージを勝った自信が若手を底上げしている。

 阪神は捕手を9人も登録したり、左投手ばかり入れたりと意味不明。中日も谷繁兼任監督は負担が大きく、ベテラン揃いの選手層も厳しい。ヤクルトは補強も薄く、頼みのバレンティンも5月に離婚協議の裁判で一時帰国してしまうなど、いいところなし。セは「1強4弱1圏外」となりそう。

 パは40億円の青天井補強をしたソフトバンクが優勝候補。かつての巨人を彷彿させるが、戦力の厚さは群を抜いている。

 オリックスを3位にしたのは、正直、森脇監督と親しいので下駄を履かせた(笑い)。でも親会社が50周年で、Aクラス入りを懸ける補強には本気を感じる。防御率は昨年1位、得点力を上げれば怖い存在になる。

 楽天は抜けたマギーと新加入のユーキリスの差が出る。ユーキリスは、ヒットは打てても走者としては邪魔になる。マギーのような長打がないと厳しいだろう。

※週刊ポスト2014年4月4・11日号

関連記事

トピックス

被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン