このように女性の質は相当に高く、1人2時間飲んで基本料金は4万円ほど。アベノミクスで儲けている連中にとっては安いらしく、どの店も大繁盛。現在、こうした店は都内に10数軒はあるという。
もっと“愛人探し”としては直接的なのが、『夕ぐれ族』のような愛人バンクだ。今は『交際クラブ』などと名前を変えているが、男性と女性をマッチングさせるという仕組みは変わらない。
実際に登録しているイベント会社経営者がいう。
「昔は完全に愛人斡旋組織だったが、今はお茶だけで1万~2万円もらえると思っている素人女性まで登録している。そのぶん、かわいい子が増えた。僕が登録しているクラブは2000人の女性が登録していて、ルックスや年齢など細かく条件検索できる。
男の方の入会金は10万円で、女性を1人紹介してもらうと2万円の紹介料がかかる。女性と出会ってからは個人交渉。食事だけでいくら、エッチまでいけばいくらと内容を詰める。僕の経験ではセックスまでいってだいたい3万円です」
料金やサービスの中身は様々ある。中には、「芸能事務所と契約しているので、数十万~数百万円でテレビで観るようなタレントを紹介できる」ことをウリにする業者もある。
※週刊ポスト2014年4月4・11日号