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代表落ちから16年 カズVS岡田武史氏の視聴率対決の軍配は

 1998年6月2日、サッカーのフランスW杯に向けて日本代表最終登録メンバー発表の記者会見場に現われた岡田武史監督(当時)は、こわばった表情で、「外れるのはカズ、三浦カズ」と読み上げた。予選途中から不調におちいっていたカズこと三浦知良(当時31)が、本番直前にまさかの代表落ちとなったのだ。

 Jリーグブームを牽引し、日本代表のエースとして誰もが知る存在だっただけに、この選考は波紋を呼んだ。あれから16年の歳月が流れ、カズはいまだにW杯出場の夢はかなわぬも現役を続け、岡田武史氏は2010年の南アフリカ大会で監督として2度目のW杯出場を果たし、日本代表を決勝トーナメント進出に導いた。

 因縁の2人は、日本サッカー界のビッグネームとして今も君臨し続けている。その証拠に、カズはJリーグ開幕前、岡田氏はW杯前にテレビ番組の出演が増える傾向にあるのだ。

 実は今年、回こそ違うが、2人は同じ番組に登場している。テレビ東京系のサッカー番組『FOOT×BRAIN』だ。カズはJリーグ開幕日の3月1日、岡田氏はW杯代表選手発表を2日後に控えた5月10日に出演した。

 普段、視聴率1%台の目立つ同番組において、カズが登場した日は2.8%、岡田氏が登場した日は2.2%を獲得。ともに通常時より高い視聴率を残したが、数字の上では軍配はカズに上がった。テレビ局関係者が話す。

「僅差のように見えますが、カズさんは前番組『neo sports』の1.9%から数字を上げている。岡田さんは前番組『neo sports』の3.2%から数字を下げていますからね。時間帯が深くなると、通常数字は落ちる。そのため、視聴率を上昇させたカズの評価は高いですね。

 また、普段中継しても数字の取れないJリーグと常に高視聴率を残すW杯というテーマで比較しても、カズのほうが数字を持っているといって良いでしょう。しかも、カズ出演時はJリーグというより、カズ自身に焦点を当てていましたからね。

 カズは翌日の『おしゃれイズム』にも出演し、その視聴率は10.9%。番組の普段の数字を考えると、可もなく不可もなくですが、今2ケタの数字を取れるJリーガーは滅多にいないです」

 テレビ局にとっては、岡田氏よりもカズの評価が高いとの傾向もあるようだ。

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