ライフ

綾小路きみまろが「夫婦川柳傑作選」発売 夫婦バトル編傑作

 綾小路きみまろが、爆笑夫婦ネタを五・七・五の川柳にまとめた新刊が発売された。ありそうでなかった川柳+ライブの決定版、題して『きみまろ「夫婦川柳」傑作選』。その中に収録されている、「夫婦バトル」編の傑作を紹介しよう。

 * * *
「女房に なついた犬に 吠えられて」

 皆様、男の幸せとは何なのでしょうか? 会社のために手となり、足となり、クビになり……。会社につながれ、女房につながれ、子供につながれ、ローンにつながれ、最後は点滴につながれる……。家に帰れば、女房になついた犬に吠えられます。

「寝床別 風呂も別々 墓も別」

 今や、風呂もベッドも別々で、「若い人たちって結婚しても別姓を望む女性が増えてるみたい。羨ましいわ」。苗字まで別にしたいと言い出しかねない奥様。「苗字は無理だろ」「じゃあ、お墓は別々にしてね」。

 あ~儚い(墓ない)人生なのです! 次は私の定番ネタです。

「『何食べる?』 聞くだけ聞いて いつものオカズ」

 昔はご主人のために美味しい料理を作っていました。あれから40年! 「毎晩作るのって、メニューの工夫もいるし、大変なのよ。あなたの晩ごはん作るために生きてるんじゃないんだからね!」「ごめん! でも、腹ペコで死にそうなんだ」「わかった、作るわよ。何食べたいの? 肉? 魚? 今日は買ってないの」。聞くだけ聞いて、作ってくれるのは冷蔵庫の残り物での手抜き料理です。

「妻が上 口も態度も 体重も」

「この料理の一体どこにメニューの工夫があるんだよ!」「工夫? してるわよ。できるだけ包丁を使わず、洗い物も出ない工夫!」。言い合いでは奥様には敵いません。

※週刊ポスト2014年7月4日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン
山本アナ
「一石を投じたな…」参政党の“日本人ファースト”に対するTBS・山本恵里伽アナの発言はなぜ炎上したのか【フィフィ氏が指摘】
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン