芸能

『ミヤネ屋』だけじゃない ドラマでも多発していた幽霊騒動

 すでに全国各地で連日30℃を超える猛暑が続き、本格的な夏の到来を予感させる今日この頃。そんななか、背筋どころか全身ひんやりする映像がお茶の間に流れて話題になっている。

 それは7月9日に放送された『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)でのこと。“号泣会見”で世界的注目を集めている兵庫県の野々村竜太郎元県議(47才)に関するニュースの中で、司会の宮根誠司(51才)がパネルを使って政務活動費について説明していたところ、パネル下の隙間にカメラ目線の人の顔が映り込んだのだ。

 もちろん視聴者は騒然! インターネット上には、《いや、普通にADとかだろ》《このスタッフ、あとで死ぬほど怒られるな》という冷静な声もあるが、やはり大半は、《なにあれ!? マジで怖い》《子供のお化けがいた!》《一瞬心臓が止まったかと思った》といった声ばかり…。ほかにも、《野々村議員の怨霊だなw》《ののちゃんの生き霊だ!》といった声も上がっていた。

 ともかく、話題が話題を呼び、『YouTube』にアップされた動画は、15日現在で再生回数が243万回にものぼっている。この騒動を受け、14日放送の同番組内で、宮根が突然こう切り出した。

「ちょっとまったく関係ないんですけど…。今ネットでミヤネ屋で幽霊が出たってなってるんだけど、幽霊っていうかここに隠れているんですよ」

 そう言って宮根はパネルを動かし、裏に潜むADの姿を公開した。

「なんでここに隠れてるかっていうと、パネルからめくった紙が落ちるから、それを回収するためにここに隠れてるの。“宮根さんそろそろめくるかな”ってこうやってのぞいたのが映ったのよ」(宮根)

 一方、同番組の宣伝担当者はこう説明する。

「カメラのすぐ横に出演者やスタッフに指示を出すフロアディレクターがいて、その姿を確認するために顔を出してしまったようです」

 と話すように、説明が微妙に違うため真相はわからないが実は『ミヤネ屋』以前にも、テレビ番組上で“幽霊騒動”が起きている。

 2009年に放送された阿部寛(50才)主演のドラマ『白い春』(フジテレビ系)では、並んで歩く吉高由里子(25才)と遠藤雄弥(27才)の後ろにある店の暖簾の隙間から、一瞬だけ青白い顔がのぞく。しかし、落ちくぼんだ目のまわりだけは、血が流れているのか赤く染まって見える。

 また2001年に放送されたNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』では、リビングで会話をする国仲涼子(35才)の背後の窓から、頬杖をついて部屋の中の様子をうかがうように国仲を見つめる顔が映っているのだ。

 続々とスタートしている今クールの新ドラマにも、もしかしたらゾクゾクな映像が紛れこんでいるかも!?

※女性セブン2014年7月31日・8月7日号

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