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高須院長、レーシックの高リスクを主張「美容整形とは違う」

レーシックに警鐘を鳴らした高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、高須院長が以前からそのリスクの高さを訴えていた「レーシック」について語っていただきました。

 * * *
──院長は、普段からレーシック手術についてはあまり肯定的ではない立場をとっていますよね。

高須:だって、レーシックを勧めているけっこう有名なお医者さんがメガネをかけてるんだもん(笑い)。そんなの信用できないよ。

──そのお医者さん自身はレーシックの手術を受けてないわけですからね。

高須:だって、カツラを被っている先生に植毛してもらっても「大丈夫? 抜けちゃうんじゃないの?」って思うでしょ(笑い)。信用できる技術だったら、まず自分で実践しないと。

──その通りです。

高須:あと、レーシックは、角膜を削るんだけど、人間の治癒力で時間が経つと角膜は再生しちゃう。そうなると効果も落ちてくるわけで、技術としても決して完成されたものではないんだよね。

 かといって過度に矯正すると、今度は見え過ぎちゃって大変だから。何もしなくても、近眼の人のメガネをかけた状態になったら、生活するのも大変でしょう。調整を間違えると、そうなる危険性があるんだよね。

──体にメスを入れるという点では、美容整形手術とも通じる部分もあるかと思うのですが、レーシックとの決定的な違いはどこなのでしょうか?

高須:美容整形は、胸を大きくしたり、鼻を高くしたり、言ってしまえば人間が生きていくうえで欠かせない機能とはあまり関係ない部分に手を加えているんだよ。それに、もしも何かあったときには手術のやり直しをすることもできる。でも、レーシックの場合は、角膜に手を加えるからね。もし手術に失敗して角膜が壊れちゃったら、移植するしかない。レーシックは、それだけリスクが高いんだよ。

──院長はメガネを使用していますが、視力はいかがですか?

高須:実はね、片方の目に眼内レンズを入れてるんだよ。7~8年前かな? 眼科医に「放っておいたら白内障になるかもしれませんよ」って言われたから、じゃあ片方だけ眼内レンズを入れておいて、って。眼内レンズだったら、後から取り替えることもできるし、遠近両用もあるし、視力調整も可能だしね。

 白内障の場合は、完全に視力が失われちゃうからね。でも、眼内レンズを入れたら、その瞬間に見えるようになるし、患者さんもみんなすごく喜んでいる。だから、白内障の眼内レンズ手術は大賛成。

──なるほど。

高須:少なくとも、ぼく個人的には、レーシックはオススメできないなあ。軍人とかでメガネじゃダメな理由があるなら仕方ないかもしれないけど、コンタクトレンズだってあるし普通に暮らしている分にはメガネで充分だよ。

 * * *
「新技術の安全性と効果は、まず自分の体で検証する」というポリシーを貫く高須院長にしてみれば、レーシックを勧める眼科医が、レーシックを実践していないケースもあるというのは納得できないのだろう。リスクも含めて、しっかり理解する必要がありそうだ。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)など。最新刊は『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。

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