失礼ながら、保田はどれにも当てはまらない。ワン・オブ・ゼムでしかなかったグループ時代とは違い、ソロとしてテレビ出演すると、場合によっては一手に注目を受ける。グループ在籍時にはなかった快感を味わえる時もある。
思えば、太川もアイドル時代に大ブレイクとまではいかなかった。それでも、地道に活動を続けてきたことが、今のブレイクにつながっているのではないでしょうか」
“あの人”が去ったことも、保田に光が差した原因ではないか、という意見もある。前出・テレビ局関係者が語る。
「ワイプ芸に定評のある矢口真里が“健在”であれば、『24時間テレビ』のエンディングでも、矢口が映っていたかもしれません。保田はあの立ち位置にはいなかったと思います。実際、今までなら矢口がいたポジションに、同じ事務所所属の保田がいることもある。そういう意味でも、やっぱり何か持っていると思います」
モー娘。時代から休止期間もなく、地道に活動を続けてきた保田に今、スポットライトが当たろうとしているのかもしれない。