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西島秀俊と向井理の結婚にショック受ける女性をどう慰めるか

 今週、アラサー女性たちを嘆かせたのが、2人の人気俳優の結婚だった。悲嘆にくれる女性に冷たい視線を送るのではなく、今こそが大人力のチャンス!落ち込む女性の大人な慰め方を大人力コラムニストの石原壮一郎氏が伝授する。

 * * *
 あるスポーツ新聞の「結婚したい男性芸能人」ランキングで2位だった西島秀俊さん(43)が、16歳年下の一般女性との結婚を発表したのは11月19日のこと。このニュースが流れた瞬間、あちこちのオフィスで、おもに独身のアラサーの女性が発する「うそっ!」という小さな悲鳴が聞こえてきたそうです。

 さらに21日、前述のランキングで1位だった向井理さん(32)も、女優の国仲涼子さん(35)との結婚を発表。おめでたいけれどもショッキングなニュースの追い討ちに、独身アラサー女性が声も出ず茫然自失になっている光景が、あちこちで見られたとか見られないとか。

 男性としては「そのふたりが独身だろうが結婚しようが、お前らとは関係ないだろ!」と言いたくなりますが、そういう問題ではありません。「勝手に落ち込むことで、まるで自分が彼らと釣り合いが取れている存在であるかのような錯覚を抱くのは、あまりにも図々しいんじゃないか」という見方もできますが、そこは触れないのがお約束です。

 たとえ、なぜ女性たちがそんなに悲しいのかカケラも理解できなくても、チャンスの気配を嗅ぎ取るのが大人の嗅覚であり、果敢に慰めて楽しい展開に持っていくのが大人の行動力です。どんなセリフが効果的なのか、じっくり考えてみましょう。

「もともとキミが向井理や西島秀俊と結婚する可能性はゼロだったんだから、落ち込む必要はないよ」と言うのは、間違いなく逆効果。「まだ福山雅治や佐々木蔵之介がいるじゃないか」という励ましも、きっと心には響きません。

 ちょっと頭をひねって「西島秀俊は、結局は若い女性が好きだったわけだよね。自分は対象外だったんだと思うと、少しは救われるんじゃないの」と言ったら、二度と口をきいてくれなくなるでしょう。「向井理は年上の国仲涼子を選んだわけだから、キミの年齢でもそれなりに若いイケメンをつかまえるチャンスはあるよ」も同様です。

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