ビジネス

合コンでモテる ペットをスマホで披露できるネットカメラ術

Aさんの自宅に設置された『スマカメ』と愛猫

 ペットは現代人にとっての大切な癒しの存在。多くのペット愛好家が、できるだけ長い時間をペットとともに過ごしたいと考えているはず。しかし、人間には仕事もあれば学校もあるわけで、常にペットを連れて歩くことなどできないのだ。

 そんな中、可能な限りペットとの時間を共有したいという人々の間で注目されているのがネットワークカメラだという。

 ネットワークカメラとはインターネットと接続しているカメラのことで、撮影された映像をパソコンやスマートフォンで受信し、リアルタイムで見ることができるという。ウェブサービスやガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』を運営するブロガー・いしたにまさき氏はこう説明する。

「一昔前なら、リアルタイムで見られるネットワークカメラは、ものすごくコストが高く、一般ユーザーが使うことはあまりありませんでした。しかし、今はリーズナブルで設定も簡単なネットワークカメラが登場していて、日常的に使うユーザーも増えています。たとえば、旅行などで1日家を空けなければならない時、ネットワークカメラでペットの猫がちゃんと餌を食べているかをチェックするなどという使い方ができるでしょうね。あるいは、小さい簡易型のネットワークカメラなら、鳥かごの横に設置すればいいだけなので、ペットの鳥の見守りなどにも適していると思います」

 たとえば『スマカメ』(PLANEX)というネットワークカメラは、スマートフォンに特化したネットワークカメラ。専用アプリで本体のQRコードを読み取りパスワードを入力するだけで、手軽に使用できる。ネットワークの設定も簡単で、1台のスマホで最大10台の『スマカメ』を登録できるという。価格も7980円(Amazon.co.jpでの価格)とかなりリーズナブルだ。

 ペットの見守りに最適なネットワークカメラだが、ペット以外の見守りにも活用できる。たとえば、別室で眠る赤ちゃんの様子を確認することも可能。また、病床のお年寄も動画でチェックできるので、より安全・安心に安否確認ができる。

 見守りに活用する人が多い中、ちょっと変わった活用法を実践しているというユーザーもいるようだ。20代のサラリーマン男性・Aさんは、ペットの猫の見守り用として自宅マンションにネットワークカメラを2台設置しているが、このカメラのお陰で、合コンでモテモテだというのだ。

「よく合コンで“ウチにかわいい猫がいるから見に来なよ”って感じで口説く男がいるけど、スマホでリアルタイムの映像を見せれば、成功率がグンとアップするんですよ。話のネタにもなるし、口説く材料にもなる。ネットワークカメラを使うようになってから、マジでモテるようになりました(笑い)」(Aさん)

 忘年会シーズンのこの時期、気になる女性を落とすのに、「ネットワークカメラとかわいいペット」というセットが大きな効果を発揮するかもしれない。

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン