ライフ

食べ放題専門家「たくさん食べたいからと食事を抜くのはNG」

 今、全国的にブームとなっている食べ放題レストラン。できるだけ多くの料理を食べようと、するのが人の常だが、意外な落とし穴も。テレビ東京『TVチャンピオン』「食べ放題通選手権」(2002年・2007年)優勝者で、ブッフェ評論家、グルメジャーナリストの東龍さんは、こう話す。

「食べ放題でたくさん食べたいからと食事を抜いて備えるかたがいますが、それはNG」

 胃を長く空っぽにすると動きが鈍り、逆に普段より食べられなくなってしまうからだ。食べ放題へ行く日も、通常の食事のタイミングで、少なめに食べておくのがポイントだ。

「飲み物と甘い物、粉物は、満腹を促すため控えるのが鉄則です。料理は、少しずつ多種類を食べられるように、『ちょっと盛り』で『セット食べ』しましょう。つまり前菜なら5種、メインなら3種を目安に、少量を見た目よく盛り付けます。それを前菜→主菜→デザートとコース立てて食べるのです。デザートまで食べたら、また前菜に戻る。こうすると飽きにくく、より多く食べられます。

 コックがその場で調理し提供する『実演系』料理は、店が力を入れている商品です。必ず食べるべきです。デザートで注意するのが、ムース系。脂肪分が多く、お腹にたまりやすいので、後半に食べるといいですよ。

 飽きてきた時の必殺技は『コーヒーリセット』!  ブラックコーヒーを飲むと、食欲が蘇ります。ブラックが苦手な場合、ミルク少量ならOKですが、砂糖は入れないほうがいい。

 数十種類の料理を一度に堪能できるのが、食べ放題ならではの魅力。待っていても料理は来ませんから、自らブッフェ台へ足を運び、“どうやって楽しもう?”と考え、未知の食材や味との遭遇をワクワクしながら、大いに楽しんでください」(東龍さん)

※女性セブン2015年1月22日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《異なる形の突起物を備えた光沢感あるグローブも…》10代少女らが被害に遭った「エプスタイン事件」公開された新たな写真が示唆する“加害の痕跡”
NEWSポストセブン
「みどりの『わ』交流のつどい」に出席された秋篠宮家の次女、佳子さま(2025年12月15日、撮影/JMPA)
佳子さま、“ヘビロテ”する6万9300円ワンピース 白いジャケットからリボンをのぞかせたフェミニンな装い
NEWSポストセブン
オフシーズンを迎えた大谷翔平(時事通信フォト)
《大谷翔平がチョビ髭で肩を組んで…》撮影されたのはキッズ向け施設もある「ショッピングモール」 因縁の“リゾート別荘”があるハワイ島になぜ滞在
NEWSポストセブン
愛子さまへのオンライン署名が大きな盛り上がりを見せている背景とは(時事通信フォト)
「愛子さまを天皇に!」4万9000人がオンライン署名、急激に支持が高まっている背景 ラオス訪問での振る舞いに人気沸騰、秋篠宮家への“複雑な国民感情”も関係か
週刊ポスト
群馬県前橋市の小川晶前市長(共同通信社)
「再選させるぞ!させるぞ!させるぞ!させるぞ!」前橋市“ラブホ通い詰め”小川前市長が支援者集会に参加して涙の演説、参加者は「市長はバッチバチにやる気満々でしたよ」
NEWSポストセブン
ネットテレビ局「ABEMA」のアナウンサー・瀧山あかね(Instagramより)
〈よく見るとなにか見える…〉〈最高の丸み〉ABEMAアナ・瀧山あかねの”ぴったりニット”に絶賛の声 本人が明かす美ボディ秘訣は「2025年トレンド料理」
NEWSポストセブン
千葉大学看護学部創立50周年の式典に出席された愛子さま(2025年12月14日、撮影/JMPA)
《雅子さまの定番カラーをチョイス》愛子さま、“主役”に寄り添うネイビーとホワイトのバイカラーコーデで式典に出席 ブレードの装飾で立体感も
NEWSポストセブン
12月9日に62歳のお誕生日を迎えられた雅子さま(時事通信フォト)
《メタリックに輝く雅子さま》62歳のお誕生日で見せたペールブルーの「圧巻の装い」、シルバーの輝きが示した“調和”への希い
NEWSポストセブン
日本にも「ディープステート」が存在すると指摘する佐藤優氏
佐藤優氏が明かす日本における「ディープステート」の存在 政治家でも官僚でもなく政府の意思決定に関わる人たち、自らもその一員として「北方領土二島返還案」に関与と告白
週刊ポスト
大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン