宮澤アナのアナウンサーとしての実力を評価する声は多い。
「彼女は台本通り読むだけでなく、アドリブで気の効いた一言を加えられる。当日の会場の雰囲気や選手の様子を取材した上で、必要な言葉を添えられるんです。
インタビュー能力も高い。あまり理解せずにただ聞いているだけの女子アナもいるなかで、宮澤アナは選手の言葉を噛み砕いた上で、きっちりと返せる。一流アスリートは独自の表現を使ってくる人も多いので、オンエアするときにわかりづらい表現になるときもある。宮澤アナは、視聴者向けに自分の言葉でわかりやすく修正できる。だから、スタッフから見ると非常に助かる存在ですし、スポーツキャスターに必須である現場でのアドリブ力が秀でています」(前出・テレビ局関係者)
過去のフジのスポーツ担当女子アナと比べると、現段階で知名度は劣るように見えるが……。
「逆にいえば、あまりに突っ込みどころがないため、そんなに話題にならないのかも(笑)。これまでフジのスポーツニュースでは、中井美穂や木佐彩子、内田恭子のようにトボケたキャラで人気を得る女子アナが多かったですからね。
このまま行けば、宮澤アナが2020年の東京五輪でメインを張ることは確実です。彼女の評価が高まったとき、フジの女子アナ像が変わるかもしれません」(同前)