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果たしてお幸せだったのか? 雅子妃に迫るノンフィクション

【書籍紹介】『ザ・プリンセス 雅子妃物語』友納尚子/文藝春秋/1620円

 長年にわたり雅子妃について取材してきた著者が、生い立ちから現在までを描く。2004年に皇太子が「人格否定発言」をされたのは、日常の行動が制限される閉塞感やご懐妊を期待するプレッシャーに苦しむ雅子妃の心情に配慮したから──など、初めて明かされるエピソードも多い。

 雅子妃は、仕事と結婚の両立、懐妊の期待、子育てなどに悩み、笑顔を失っていったという。それは、女性なら誰もが経験する可能性があるもの。はたしてお幸せだったのか。著者の問いが胸に残る。

※女性セブン2015年2月19日号

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