数々の名キャラクターを産んできたEテレの中でも、ニャルビッシュのインパクトは強烈。こどもたちはびっくりしないのかと思ったら、大方の反応は「最初は驚いていたが、だんだん好きになっている」らしい。確かに私も平日の夕方5 時55分から5分間放送されている「ニャンちゅうワールド放送局ミニ」でニャルビッシュを見かけて以来、約45秒の出演場面を見逃したり、出番がない日はちょっとさびしい。
さびしいといえば、この5分バージョンでも、ニャルビッシュは一人芝居クイズで奮闘中。「何を言ってるかわかるかニャ?」と部屋で転んだり、ちゃぶ台に足をぶつけたりして、そのたびにフランス語やスペイン語が聞こえてくるクイズを出題。視聴者は「痛い」という意味の言葉を各国語で聞いている仕掛けなのだが、こんなに体当たりで頑張っているのに、正解を出した後はぴしゃりとふすまを閉じられ、放送局の場面にチェンジ。ニャンちゅう局長たちからはニャルビッシュのコーナーにはなんのフォローもないのだ。さびしいよね…。いやいや、このちょっとさびしい感じが、ニャルビッシュの人気の秘密かも。私も含め、多くの人がはまっているのも納得だニャ。