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綾野剛と山田孝之の「入籍発言」に腐女子が歓喜する深い理由

 5月7日、園子温監督作品の映画「新宿スワン」(5月30日公開)の完成披露試写会が新宿・歌舞伎町で行われた。同試写会に登場した綾野剛は山田孝之に対して、「こう見えて、(山田は人の心に)すっと入っていける能力を持っています」と絶賛し、山田が「俺のなにを知ってるの?」と動揺する一幕があった。この発言に綾野は、「お前のこといろいろ知ってるよ、2年後くらいに入籍できたらと思っています」と冗談で返した。

 この綾野剛と山田孝之の仲睦まじい掛け合いを受けて、男性同士の恋愛を愛好する「腐女子」たちが歓喜の声を上げている。なんでも、綾野と山田は複数の作品で「カップル」のように描かれることが多い、というのだ。腐女子歴15年のA子さん(29歳・事務職)が語る。

「この発言を聞いて興奮したのは、映画『クローズゼロ2』(三池祟史監督/2009年公開)を思い出したからです。この映画では金子ノブアキ、三浦春馬などが出演しましたが、一番萌えたのが山田孝之扮する鈴蘭高校の芹沢多摩雄と、綾野扮する鈴蘭の宿敵高校・鳳仙高校の漆原凌の絡みでした。

 狂気をはらんだ2人が拳を交えるシーンはどう見てもカップルでした。今回の“入籍発言”を聞いて、『新宿スワン』も観に行こうと決めました」(A子さん)

 またB子さん(26歳・アパレル系)も次のように話す。

「この2人が本当に普段から仲良しなのは知っていましたが、綾野さんは絶対に腐女子が狂喜乱舞することを分かっていて発言した確信犯でしょう。そう思うと、もっと萌えますね。ドラマ版の『闇金ウシジマくん』でも2人はセットで登場するんです。綾野さんはウシジマくんの幼馴染で情報屋をやっている戌亥役。幼馴染という設定が最高でした。

 でもこの2人の良さを知るには、『クローズゼロ2』が一番だと思います。今回の『新宿スワン』は私自身原作の大ファンなので、新たな綾野剛と山田孝之カップル作品の歴史が紡がれると思うので、今から楽しみで仕方ありません」(B子さん)

『新宿スワン』の公開が迫る今、綾野剛の思わぬ「入籍発言」がきっかけとなり、腐女子層からも大きな期待が寄せられているようだ。

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