芸能

体感温度を2度上昇させるTBS石井アナ 熱さは松岡修造直伝

熱い男、TBSの石井大裕アナ

 松岡修造に負けず劣らずの熱い男がいた――TBSの石井大裕(ともひろ)アナ(29才)だ。入社6年目の若手ながら、出演している朝の情報番組『あさチャン!』では、ほかの出演者が戸惑うほどの“独走ぶり”を見せている。コラムニストのペリー荻野さんが、連載「ちゃんねる道中」で、この熱すぎる男性アナを熱く綴る。

 * * *
 昨今、イケメンだがいまひとつ個性のない男性アナが増えている気がする。そんな中、朝からビカビカと輝きを…ではなく熱を放っているのが、TBSの石井大裕アナだ。

『あさチャン!』のスポーツキャスターとして早朝から多くのスポーツニュースを届ける石井アナ。とにかく伝え方が熱い熱い。ただでさえ185cmの長身が画面からはみ出しそうなのに、解説画面やフリップに長い腕をにゅっと伸ばして「ここをご覧ください!」「世界が注目の若手!」「話したいことが山ほどあります!」と、盛り上がってくるとヒザを曲げて、今にもそこからジャンプしそうな勢いだ。

 特に高熱を発するのは、テニスの解説。なんたって石井アナは「『修造チャレンジ一期生』テニスで世界転戦。大学時代に世界ランク入りした経験あり」という経歴の持ち主。この熱さも松岡修造直伝だと思えば納得だ。

 そう思ってよく見れば、錦織圭の世界ランキングが五位から六位になったという話で、「(ランキングが下がってことを)気にします? 気にしません?さあ、どっち!?」と、突然、司会の夏目三久に質問。唐突な質問やその口調は、修造師匠にそっくり。さらに「しかし、ここは大丈夫なんです!」と質問したのに自分で答えてうれしそうにしてしまうところも師匠そのものだ。

 注目したいのは、石井アナのあまりの走りっぷりに呆れた出演者から、時折逆襲される場面である。たとえば錦織がバルセロナOPで連覇して大喜びした石井アナ。

「錦織圭がクレーコートに強い理由」をレポートするため、VTRの中で自ら錦織の敵方役に扮してラケットを握り、「錦織の相手にはフットワークのいい錦織選手がふたりいるように見えるのです」と実際にふたりを相手にボールを打ち返しながら走り回り、最後は「どこに打っても返される…」とコートにひっくり返ってしまった。そして、これだけ強みがあるからには「(錦織のグランドスラム初制覇)いけるんちゃいますか!!」と熱い期待を語ったのである。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン