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2015.06.09 07:00  週刊ポスト

国宝指定間近の松江城 至る所に残る様々な工夫や仕掛け紹介

松江城の天守2階では、柱の多くが包板で覆われている


 天守内部から鉄砲を発射するための鉄砲狭間や、石垣を登ってくる敵に石や熱湯、汚物を落とす石落としも数多く、いずれも外部から気づかれにくい構造。また、塩や食料を貯蔵していた地階には現存天守の中で唯一井戸が設けられるなど、籠城への備えも万全だ。

「400年以上も前に考案された様々な工夫や仕掛けが至る所にあるんですね。結局、敵から一度も攻められたことがないというのも、この城に宿る強い力に守られたからでしょうか」(宮瀬さん)

 そう話す宮瀬さんが特に気に入ったというのは最上階の5階。大きな窓から四方を望めるが、この階にも工夫が。

「4階からの通し柱が、5階部分だけ細く削ってあります。眺望を確保するためだったのでしょうか。城にはまだ謎の部分が多いので、調査はこれからも進められる予定です」(山本氏)

◆宮瀬茉祐子(みやせ・まゆこ):1982年6月12日生まれ。福岡県出身。2005年にフジテレビに入社。『笑っていいとも!』『めざにゅ~』などを担当。2011年に退社。現在は『世界HOTジャーナル』(フジテレビ系)などに出演する。

撮影■佐藤敏和 取材・文■小野雅彦

※週刊ポスト2015年6月19日号

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