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佳子さまへの公務要望が増加 皇族の公務決定への流れを解説

 6月6~7日、秋篠宮家の次女・佳子内親王は山口・下関を訪れた。昨年末に成人皇族となり、4月に国際基督教大学(ICU)に入学した佳子内親王にとって初めての宿泊を伴う1人での地方公務だった。佳子内親王は安徳天皇を祀る赤間神宮を参拝し、その近くにある市立水族館『海響館』を訪問。翌日には三菱重工下関造船所で海底広域研究船の進水式に出席した。

 最初の単独公務が、なぜこの時期になり、しかも下関が選ばれたのか。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が「公務決定の流れ」を解説する。

「国体や全国赤十字大会など毎年決まっている公務以外は、基本的に自治体や団体などが宮内庁に皇族の臨席を希望する書類を半年から1年ほど前に提出し、宮内庁宮務課が公益性や現地の警備、受け入れ態勢などを調査して選定します」

 皇太子なら歴史学、秋篠宮は家禽類研究といった皇族の得意分野が考慮され、女性向け式典なら女性皇族、青少年対象なら若い世代の皇族など、性別や世代も選考要素になるという。

 皇族の式典出席は注目を集めるだけでなく、主催する行政機関や団体にとっても大きな名誉となる。それゆえ天皇や皇族に行事出席を願い出る「お出まし願い」は全国各地から集まるが、高齢の天皇・皇后が公務を控える方針で、皇太子夫妻も雅子妃の体調不良や愛子内親王の通学問題で多くの公務をこなせず、そのぶん秋篠宮夫妻の公務は、「これ以上入らないほどタイト」(宮内庁関係者)とされる。そして姉の眞子内親王が英国留学中の現在、佳子内親王への「指名」が殺到している。

「2年前の学習院大入学以来、佳子さまの注目度は皇族のなかでも圧倒的です。成年皇族になり、単独のお泊まり公務が可能になってから、“ぜひ佳子さまにお出ましいただきたい”との要望が増えているようです。佳子さまがいらっしゃれば多くのメディアが報じるので、話題性は抜群ですからね」(ベテラン皇室記者)

 だが、実は佳子内親王の公務は当面控えめになると見られていた。前出・ベテラン皇室記者の話。

「佳子さまはICUに入学したばかりです。皇室行事に理解のある学習院とは違い、授業の厳しさで知られるICUでの学業に支障をきたさないよう、宮内庁は4月以降の公務を控える方針を示していた。それが土日とはいえ、この時期に泊まりがけの地方公務が行なわれるとは意外でした」

※週刊ポスト2015年6月26日号

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