芸能

小籔千豊 サプライズばかり考えている男は計画性ないと指摘

小籔千豊がサプライズ男に一言

 イキる、とは調子に乗る、勢いづく、威張る、偉そうにするなどの意味。吉本新喜劇・座長の小籔千豊(こやぶ・かずとよ)は「イキる奴」が嫌いだという。小籔が世にはびこる「サプライズ重視」の風潮について語る。

 * * *
 堀北真希さんが新幹線で劇的なプロポーズを受けて突然結婚して、まさにサプライズとか言われてます。一所懸命自分で考えてサプライズをやるのは、素敵な話だと思うんです。
 
 ただ、他人や欧米の真似だったり、風潮に流されて「サプライズする男はすばらしい」「俺は嫁さんにしてやった」「された私は幸せ」「されない私は不幸せ」、みたいな基準が世の中にできてしまっているのが僕はちょっとイヤだなと思います。
 
 付き合いはじめにバラ10本、1年後に高級バッグ、3年後で高級腕時計を蝶よ花よと贈るなんて、あげるほうももらうほうもそんなん4~5年で別れる気やないか、とツッコミたくなります。30年後は何持って行くねん、松の木100本ですか?
 
 年収2兆円の人ならともかく、余裕がないのにサプライズばっかり考えてる男は計画性がないか、早めに別れる気でおるかのどっちかやと思いますね。
 
 そんなアホなマラソンみたく最初からダッシュしたら後半にバテてしまう。20代、30代でサプライズにどんだけ頑張っても、40代、50代でなんもせんかったら、嫁はんから「釣った魚にエサやらん」とか言われるでしょう。その結果、60代で熟年離婚を切り出されたらどうします?
 
 そもそもサプライズというのは予想外だから驚くわけで、「して当たり前で、しないのはマイナス」みたいな風潮もおかしい。
 
 夫婦生活って、日々の小さな出来事へのお互いの感謝で成り立っていると思います。「あの人、若い時に高いカバン買うてくれた」とか「突然バラをプレゼントしてくれた」とかじゃないんです。それよりも死ぬ時に「結婚してよかった」とお互いに思えることだと僕は考えてます。それなのに他人と比較して物質的な欲望ばっかり期待してたら、幸せから遠のくんじゃないですか。

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン