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遅刻しそうな時のマナー 5分遅れなら10分と伝えるのが正解

 携帯電話が普及した現代では、「〇時頃に、△のあたりで」など、アバウトな約束が多いもの。大人としては、ジャストタイムを目指すべき?

「たとえば14時の約束をした場合、14時ちょうどに相手に会えるよう逆算し、行動を。受付がある会社に伺う場合は受付を済ませて部屋に案内してもらい、14時に先方が入ってくるという状態にしたいものです」(人材育成コンサルタントでマナー講師の美月あきこさん・以下「」内は同)

 電車の遅延や、改札から出口までが遠い、高層ビルの上階までのエレベーターの混雑具合など、どんな状況に遭遇するかわからない。日頃から余裕をもった行動を心がけたいものだ。

「とはいえ、早すぎる到着も先方に迷惑なので、約束の5分前に受付を訪ねるくらいがいいと思います。ただ、始業後すぐや、昼休み明けすぐなどの場合、先方が落ち着いた状態ではないと考えられます。約束の時間ちょうどか、1~2分程度遅れるのがいいでしょう」

 では、遅刻しそうな場合はどうするべき?

「遅刻することがわかった時点で、すぐに電話連絡をしよう。5分遅れそうだなと思えば10分くらいと、余裕で着ける時間を伝えること。5分と伝えて実際に7分後に到着したのでは“遅い!”と先方のイライラが増幅。10分と伝えて、7分の遅れなら、急いできた誠意が伝わります」

 さらに、遅刻してしまった場合はどうする?

 事前連絡できなかった場合、時間を過ぎてからでも連絡を入れたほうがよい。

「連絡がないと何かあったのかと先方に心配をかけることに。到着後にまず“本日は遅れてしまい、申し訳ございません”と丁寧に謝り、帰る際にも再度お詫びを」

※女性セブン2015年10月22・29日号

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