「1985年に交際を公にしていた郷ひろみさんと破局し、神田正輝さんと電撃結婚しました。一連の報道や聖子さんの会見は、どこかショーのような華やかさがありました。ユーミンは、聖子さんのその姿勢に歌手として大きな違和感を持ったんだと思います。彼女はプライベートをあまり話すような人ではありませんでしたから」(スポーツ紙記者)
その後ふたりは、31年の間、ともに音楽の世界を走り続けながらも、交わることはなかった。だが、聖子が35周年を迎えた今年、止まっていた時間の針は大きく動き出した。
「聖子さんのアニバーサリーに相応しい新曲を考えた時に、松本さんの頭に浮かんだのは、やっぱりユーミンでした。彼女とだったら、聖子さんを次のステージに後押しするような曲が作れるかもしれないと思ったんです」(前出・音楽関係者)
しかし、それは決して簡単な道のりではなかった。
「ユーミンがこれまでの聖子さんのイメージを打ち破るような新曲を用意するのですが、聖子さんは堂々とその曲に意見する。ふたりともこれまで第一線を走り続けてきたプライドがあるのでお互い一歩もひかなかったそうです。当初は今年の春頃にはリリースする予定だったのが、延びに延びて今回のタイミングになったそうです」(前出・音楽関係者)
※女性セブン2015年11月19日号