芸能

13才の娘と交流続く市川海老蔵 進路相談され親身に助言する

時間を見つけては13才の娘にも会っているという

 小さな体でちょこんと挨拶するその愛くるしさに、会場から拍手が鳴りやまない。11月1日から東京・歌舞伎座で始まった『吉例顔見世大歌舞伎』。市川海老蔵(37才)の長男・勸玄くん(2才)の初お目見えに、連日2000人の観客が詰めかけるという大盛況が続いている。わが子に注ぐ海老蔵の優しい笑顔に観客は目を細めるが、彼のそのまなざしを13年間見続けてきたひとりの女性がいる。2002年、人知れず海老蔵の子を出産した元・歌手のA子さん(41才)だ。

 2003年、女性セブンにはこんな見出しの記事が掲載された。「激震スクープ 新之助(海老蔵の前名)に1才隠し子」──。

 娘を産んだA子さんと海老蔵が知り合ったのは1995年。当時、海老蔵はまだ高校生で、A子さんはモデルのかたわら歌手としてデビューしたばかりだった。当初は友人を交えたグループ交際だったが、海老蔵が高校を卒業すると、真剣交際に発展した。つかず離れずの仲だったというが、交際6年目の2001年秋、A子さんの妊娠が発覚。海老蔵に打ち明けると、こう告げられた。

「結婚は考えられませんが、認知はします」

 A子さんはすべてを承知したうえで出産を決意。歌手活動をやめて実家へ戻り、2002年の冬に娘を出産した。

 あれから13年。海老蔵と娘の絆は切れてはいなかった。歌舞伎関係者が語る。

「彼はA子さんに対し、毎月十数万円の生活費を送り続けてきました。初めて娘さんと対面したのは、生後3か月の時。海老蔵さんが抱いてやると笑ったそうです。でもそれからしばらくは疎遠になってしまっていたようでした」

 当時、海老蔵は25才。母親と娘の存在を抱えるには若く多忙だった。転機は2010年3月の小林麻央(33才)との結婚。翌年7月には麻央との間に長女・麗禾(れいか)ちゃん(4才)が誕生した。このとき、A子さんと娘は祝福ムード一色だったという。

「A子さんは娘さんに対して、自分と父親の関係を包み隠さずに教えてきました。その上で、海老蔵さんの結婚を丁寧に説明したので、娘さんも幼いながらに自分の立場を理解し、受け入れていたようです。麻央さんが妊娠した時は“お母さんは違うけど、私にきょうだいができるんだね!”って喜んでいたそうですから。母子ふたりで、海老蔵さんにお祝いのメッセージを送ったといいます。

 一方、海老蔵さんも自分にお子さんができたことで一緒に暮らせないもう一人の娘に対しても思い改めたそうです。それからまた折に触れて顔を合わせるようになったそうです」(A子さんの知人)

 娘がバレエを始めると、海老蔵は誰よりも応援した。

「ある時、娘さんのバレエの発表会があると聞いた海老蔵さんが“晴れ姿が一目見たい”と会場に行こうとしましてね…。でも、“彼女の周囲に迷惑をかけるだけだ”と家族に説得されて、悩んだ末に取りやめたこともありました」(前出・歌舞伎関係者)

 2010年11月、海老蔵が都内飲食店で男性に暴行される事件が起きた時のこと。当時、海老蔵の酒癖の悪さが盛んに報じられていたが、A子さんは彼をかばい続けていたという。

「大丈夫かな…。何でもストレートに発言をする人だから、相手に誤解されちゃうのよね…」

 前出の知人によれば、そう言って海老蔵の身を案じるA子さん母娘の姿が印象に残っているという。

「離れていても海老蔵さんのことを思っているんだなぁって…。もちろん今も連絡は取り合っていて、海老蔵さんは時間を見つけては娘さんに会っているそうですよ。最近は娘さんが進路相談をすることもあるそうで、海老蔵さんは親身に助言してくれたそうです」(前出・A子さんの知人)

 11月中旬のある日、女性セブンはA子さんの自宅を訪ねた。笑顔で出迎えてくれた彼女だが、海老蔵との関係については一言こう話すのみだった。

「彼は娘のことを本当に大切に考えてくれます。今がいちばんいい関係なんです。どうか、そっと見守ってください…」

※女性セブン2015年12月3日号

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