もちろん、出演者の、島袋聖南、るうこ、野崎智子、荒井愛花、ゴールドエリカ、山本奈衣瑠、長澤メイらのインスタグラムやツイッターでも同番組収録のもようや『NYLON』の表紙撮影の様子が続々アップされていた。

 ナカヤマン。氏は言う。「僕が見ている限り、テレビとSNSとのコラボはまだまだ全然できていない」と。

 確かにそうかもしれない。テレビ界で「インタラクティブ」という言葉が横行して久しいが、やっていることといったら、せいぜい番組への意見がファクスやメールからツイッターに変わったくらいである。

 テレビ、ラジオ、雑誌、新聞は、互いにコンプレックスとジェラシー、リスペクトといった複雑な思いを抱きながら今日まできた。

 そこに現れたSNSなるものについて既存のメディアは、どこかで「負けるハズがない」とタカをくくっていたところがあったように思う。特にテレビ局の年配者や上層部は、いまだにSNSの台頭に危機感を抱いていないように私には見える

 ちょっとだけ救われるのは、ナカヤマン。氏のような人たちが、いまだにテレビというメディアに対し、魅力をもっていてくれることだ。

 もちろん、そこにはSNSとのコラボが必要不可欠であり、ナカヤマン。氏は「できることはまだまだたくさんあるし、メディアと組み合わせが一つ増えるだけで、可能性が広がるので、おのずと予算取りも変わってくる」と、テレビと紙媒体、SNSとのコラボが大きなビジネスチャンスにつながると断言する。

 まずは、12月23日の『インスタ女子部』をチェックしていただきたい。今回は20代の女性向けだったが、SNSは、アラフォー、アラフィフぐらいまでなら大半がやっているハズ。たとえば小学館の女性誌だったら、『Oggi』『Domani』『Precious』などがテレビ番組やSNSと本格的なコラボをしたら、また新たな展開になると思われる。

 とにかく、テレビ関係者たちは、もうちょっとSNSを勉強すべきである。

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