スポーツ

大晦日格闘技 フジ・TBS・テレ東で視聴率バトルロワイヤル

 2015年の大晦日は久しぶりに格闘技が紅白歌合戦のライバルの位置に帰ってきたと話題だ。「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015」がさいたまスーパーアリーナで3日間にわたって行われ、フジテレビで地上波中継されるからだ。2003年に紅白を瞬間最高視聴率で上回った曙vsボブ・サップの再戦が発表されるなど、話題性は抜群でフジテレビ復活のきっかけといわれてもよいはずなのに、あまり景気がよい話が聞こえてこない。

「チケット売れ行き好調とリリースを出していましたが、当初の見込みより売れていなくて、3割も座席数を減らしたなんて話が聞こえてきます。最初から減らせるように設定していたあたり、売れないかもしれないと思っていた本音が見えますよね」(スポーツ紙記者)

 かつて、格闘技は広く世間の関心を集めお茶の間でも親しまれていた。

 2003年12月31日は「K-1 PREMIUM 2003 Dynamite!!」「INOKI BOM-BA-YE 2003」「PRIDE男祭り」と3大会も総合格闘技の大会が開催され、それぞれTBS、日本テレビ、フジテレビで放映された。テレビ中継はあっても、会場で華やかな雰囲気を感じたいとチケットを求める人が多かった。ところが、にぎやかに盛り上げたいと主催側が話題を提供しても反応が鈍い。

「お祭り感がないんですよね。発表されている出場選手も、曙、ボブ・サップ、ピーター・アーツ、エメリーヤエンコ・ヒョードルと古い人ばかり。新人という意味では、山本美憂の息子の山本アーセンが出るけれど、総合を一試合もしたことがない。

 叔父の山本KID徳郁だって、修斗で何試合も戦って評価を高めてから大きな舞台で活躍したのに、それもない。テレビ中継があるなら、それで見ればいいかとなります」(スポーツジャーナリスト)

関連記事

トピックス

維新はどう対応するのか(左から藤田文武・日本維新の会共同代表、吉村洋文・大阪府知事/時事通信フォト)
《政治責任の行方は》維新の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 遠藤事務所は「適正に対応している」とするも維新は「自発的でないなら問題と言える」の見解
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
遠藤敬・維新国対委員長に公金還流疑惑(時事通信フォト)
《自維連立のキーマンに重大疑惑》維新国対委員長の遠藤敬・首相補佐官に秘書給与800万円還流疑惑 元秘書の証言「振り込まれた給料の中から寄付する形だった」「いま考えるとどこかおかしい」
週刊ポスト
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
《高市首相の”台湾有事発言”で続く緊張》中国なしでも日本はやっていける? 元家電メーカー技術者「中国製なしなんて無理」「そもそも日本人が日本製を追いつめた」
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《バリ島でへそ出しトップスで若者と密着》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)が現地警察に拘束されていた【海外メディアが一斉に報じる】
NEWSポストセブン
大谷が語った「遠征に行きたくない」の真意とは
《真美子さんとのリラックス空間》大谷翔平が「遠征に行きたくない」と語る“自宅の心地よさ”…外食はほとんどせず、自宅で節目に味わっていた「和の味覚」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新の首相補佐官に「秘書給与ピンハネ」疑惑ほか
NEWSポストセブン