ライフ

実家がうどん店 ラサール石井が語る関東と関西のうどんの差

ラサール石井が語る東西うどんの差

 今や東京と大阪は新幹線で2時間半足らず。文明の発達により距離がグッと縮まった関東と関西だが、食文化にはまだ大きな隔たりが存在する。

「うどんは僕にとってソウルフード。できることなら毎日食べたいと思う、あって当たり前の存在なんです」

 そう語るのは大阪出身で俳優・タレントとして活躍するラサール石井氏(60)。実家がうどん店を経営する無類のうどん好きとしても知られる。

「体が弱っている時に食べたくなる。風邪をひいた時とか、食べると元気になれる。とくに二日酔いの朝にはうどんの出汁が飲みたくなるんですよねぇ」

 実家は祖父の代から惣菜店を営み、1970年頃からはおじがうどん屋を経営。そこからのれん分けして現在は兄の石井巧さんが「帝塚山めん処 いし井」を営んでいる。祖父考案の出汁の味を守り、それを使った自家製のうどんやオリジナルの惣菜が、地元で長く愛されてきた。

「昔はよく実家に帰ると、母が『おうどん、食べるか』と運んできてくれたものです。母はあんかけうどんが大好きでしたが、僕は子どもの頃からきつねうどんだな。自宅にも、甘いお揚げとうどん玉を常備しています。実家で打っているうどんが讃岐系なので、僕も太めでコシのあるうどんが好き。細いうどんにも良さがあるけど、僕はちょっと認められない(笑い)」

 大阪できつねうどんといえば、甘く煮た座布団のように大きいお揚げがのったもの。だが、早稲田大学進学のために上京した際に、東京のうどんに衝撃を受けたという。

「上京したら乗っているきつねが甘くなくてカルチャーショックを受けたし、麺もフニャフニャで本当に驚きました。僕の感覚では別の食べ物に感じられた」

関連キーワード

トピックス

2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
マネーポストWEB