「女子アナというのは、男性に媚びるタイプは男性受けがよく、媚びないタイプは女性受けがよくなります。宇賀アナは完全に後者のタイプです。羽鳥アナの隣で、出しゃばりすぎず、自分の意見もしっかり言う。今のテレ朝の女子アナは、男性に人気の竹内アナ、女性に人気の宇賀アナとすみ分けができているので、どちらがエースというのはありませんが、宇賀アナは今後もこの路線を進んでいけばいいのではないかと思います。
『モーニングショー』水曜日の『継ぐ女神』というコーナーでは、伝統や文化を受け継ぐ女性たちにしっかりとした取材をしています。ファンでない人が見ても“この人はしっかりとやっているな”と思うでしょう」
今後の課題はあるだろうか?
「しいて言うなら、もうちょっとキャラを出してもいいのかな、と思います。最近はアイドルも女子アナもキャラ付けが大事で、日テレの水卜麻美アナ(28)も大食いで人気に火がついた。深夜に放送されていた『初めて○○やってみた』でお笑い芸人とうまく絡んでいたように、素の部分をみせてもいいと思います。『モーニングショー』では見せない一面をバラエティー番組などで見せると、優等生キャラとのギャップがあって視聴者に喜ばれると思います。たとえば『Qさま!!』に呼ばれて、”優勝しちゃっていいのかな”とか思わず、本気で優勝を狙ってもいいと思いますよ」
高嶺の花より身近に咲く花。もうワンランク上の人気者になるには、宇賀アナがどんなキャラを見せていくかが鍵になりそうだ。
テレ朝の“あるジンクス”も、宇賀アナのブレイクを後押しする。
「テレ朝では、“ちゃん付け”のアナウンサーが人気者になるんです。徳ちゃん(徳永有美アナ)、前田ちゃん(前田有紀アナ)、大木ちゃん(大木優紀アナ)、堂ちゃん(堂真理子アナ)。“宇賀ちゃん”もそのブレイクのラインに乗りつつあるといえます」
「好きな女子アナ」の上位にランクインする日も近そうだ。